「国語大辞典」(小学館)によると(聞き飽きました?)、次のような経緯によるものと考えられます。 「嫌い」は「嫌う」の連用形からの転成名詞、あるいは形容動詞の語幹。 「嫌い」は、まず第一義として「嫌いなこと。好ましくないこと」を意味し、更に、「好ましくない要素→心配事やよくない傾向」というように意味が広がった。 もちろん、「よい傾向」の意味で「きらい」を用いるのは誤りでしょう。 「日本国語大辞典第二版」(小学館。仕事柄無理して買ったのですが、書斎の床が抜けそうなので はなれの廃屋に置いてあります。)によると、「傾向」という意味での文献初出は「真善美日本」(三宅雪嶺 1891 名前ばかり有名な本。私も持っていますが読んだことはありません)だそうです。 なお、同書によると「差別。区別」という意味で、17世紀後半に既に使われていたそうで、それが「よくない傾向」という意味へと変わる過程にあった、とも
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