「榛地和装本」、ちょっと判読しずらいタイトルですが、これは榛地和(しんちかず) さんの装丁作品と文を集めた本です。榛地和とは藤田三男さんのことで、20年 近く河出書房新社に勤め退社後、木挽社を設立し、編集者・装丁作家として活躍。 先に出版された「榛地和装本」のオビには「60年代から30年間、編集者が自ら <手づくり>で仕上げた50冊の本の輝き・・・。」とあり、最近出版された「榛地和 装本 終篇」のオビには「ここには昭和の文学が凝縮されている。同時代を歩んだ 編集と装本の名手が描くその濃蜜な舞台裏・・・。」とあります。一編集者がここ まで素晴らしい装丁をするのには参りました。
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