たかをくくるの意味 たかをくくるとは、その程度を安易に予測する。たかが知れたことだとあなどる。 たかをくくるの語源・由来 たかをくくるの「たか」は、「生産高」「残高」など物の数量や金額を見積もった時の合計額のことで、数量の程度を表す「高」である。 「くくる」は「まとめる」「物事に区切りをつける」の意味で、この程度(高)だろうとまとめる(括る)ところから、「物事のありさまをあらかじめはかる」「予想する」を意味し、安易に予測したり、大したことはないと侮ることを「たかをくくる」と言うようになった。 「たかをくくる」に、大したことはないと侮る意味が含まれるようになったのは、戦いの際に勝敗の予測するため、相手の領地の「石高」を計算したことからといわれる。 数量を表す「高」から生じた語には、「たかが知れる」や「たかだか」もある。 「くくる」が「予想する」の意味で使われた例は、洒落本『妓情返夢解』(18
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