午後に大阪へ出發。メビック扇町にて写植の時代展を見學。手動写植機「MC-6」を触つてみる。漢字を探すのに難澁する。 その后大阪天満宮ちかくのお店へ飮みに連れていつて貰つた。楽しいお話を聞く。
http://moji.gr.jp/cafe/themes/019/ どう〈なる〉のではなくどう〈する〉のかと云ふ觀點。 新常用漢字表の經緯や骨子を平易に語つてゐた。話さうと思へば幾らでも内容を弘げたり膨らませたりすることが出來る題材だけど、きりがない。 「広場のことば」つて岩淵悦太郎*1からきてゐたのか。 交ぜ書きが常用漢字表のバグと云ふのは、常用の語が凡て常用漢字内で表記出來る筈なのにさうはならなかつたと云ふこと。 長島と長嶋の話。 後半は參加者から質問を受けて、それを基に話を進めてゐた。漢字の話題はやはり盛り上がる。尠なくとも漢字が身近なものであり、それ故關心が高いと云ふことが伺へる。 それから制限的な施策は、不斷漢字を使用する人達にとつてお節介なものである*2と云ふことが、ちやんと共有されてゐる。それを確認できて安心した。 *1:「試案新漢字表の考え方」言語生活 307, pp.1
けふは暑い日。まだ蝉は鳴いてゐる。 神奈川県立歴史博物館にて。「鉄道寮 鉄道開業式縦観券」(明治5年)には活字が使はれてゐた。 常設展示の佛像が存外よかつた。 内職(?)中に見つける。惧と(おそらく)その異體字が混在してゐる。 明朝体活字字形一覧ではこの字形が多かつた。併し活字は何故この字形なのか?そして何が基になつてゐるのだらう(諸橋大漢和だと()だ。
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