アップル広報は私からの問い合わせに答えて、今月26日に発売を予定しているLeopardに関して、アメリカ本社の指示により「大きな」製品発表会を開催しないことを明らかにした。これまで同社はOSのアップデートごとに多くの報道を招いて発表会を開いているが、今回の措置はその慣例を破るものだ。 今回のアップデートは非常に多くの機能追加をふくむ。本ブログで今まで取り上げてきた2004JIS対応はむしろ脇役というべきかもしれない。そのような大きなアップデートであるにもかかわらず、同社は新バージョンの美点を宣伝することについては熱心でも、互換問題については告知を抑えているように思えてならない。 Leopardに関しては機能追加もさることながら、Classic環境廃止をはじめとして、Leopardには旧バージョンとの互換性の懸念がいくつか存在する。2004JIS対応も、当然ながらその一つに挙げられるだろう。