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ブックマーク / ascii.jp (17)

  • 事件はGPUで起きているんじゃない メモリで起きているんだ

    AI処理のボトルネックは演算ではなく、メモリアクセスにある」。そんなタイトルでインテル主催の「Intel Connection 2024」で講演を行なったのは、東京大学 特別教授の黒田忠広氏だ。AIの課題である電力消費とボトルネックを解消すべく、インテルのような北米企業と日の企業、アカデミアはいま何をすべきか。黒田氏は持論を展開した。 GDP比0.6%の第三期成長期に向かうAI時代の半導体産業 Intel Connection 2024のセッションにおいて、スーパーコンピューター富岳プロジェクトのリーダーである松岡聡センター長からマイクを引き継いだのは、東京大学教授で半導体研究者でもある黒田忠広氏だ。最初に説明したのは、半導体産業の成長について。家電で用いられていた程度だった半導体の市場は1990年代はGDP比0.2%程度だったが、PC市場やインターネットが勃興した1995年頃に0.4

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    xiangze
    xiangze 2024/10/06
  • Ryzen AI 300に搭載された「RDNA 3.5」「XDNA 2」がAI処理を高速化 AIが常時動く未来はそう遠くない! AMD Tech Dayレポート (3/4)

    AIが常時動く時代に向けたXDNA 2 最後にAI処理の要となるNPU、つまりXDNA 2に眼を向けよう。現時点でのAI処理はCPUではなくGPUでの処理が主流だが、Copilot+ PCではAI専用のNPUでの処理が重要になる。NPUはCPUGPUほど複雑な処理はできないし、使えるリソース(学習モデル)も限られるので万能とは言えない。 だが、NPUに最適化した処理を振ればワットパフォーマンスでCPUGPUを圧倒する。例えばビデオ会議の音声を同時通訳するAIアプリがあったとすると、ビデオ会議の間ずっと推論処理がバックグラウンドで続くことになるが、こういう用途にはワットパフォーマンスが有利なNPUが必要になる。 しかしその一方で画像生成は強力なGPUで一気に終わらせてしまった方がQOLが高くなるので、AIの推論デバイスは使い分けも重要になるのだ。

    Ryzen AI 300に搭載された「RDNA 3.5」「XDNA 2」がAI処理を高速化 AIが常時動く未来はそう遠くない! AMD Tech Dayレポート (3/4)
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    xiangze 2024/07/19
  • 画像生成AIが爆速で進化した2023年をまとめて振り返る (1/5)

    Stability AI画像生成AI「Stable Diffusion」を公開したのは2022年8月のこと。すさまじい勢いで発展してきた画像生成AIの1年を振り返ってみようと思います。 初めに見てもらいたいのは「これが無料でいいのか!? “爆速生成AI”がペイントソフトに革命を起こした」で紹介した、KritaとGenerative AI for Kritaを組み合わせて作成した設定資料的な画像です。 キャラクターの3面図のサンプル。Vroidで簡単な3Dで当たり(左)として、右の画像を作成する。それを元に、プロンプトや画像に描き込んだりして、最終画像を作成していく。2枚目には前面図の頭部のカチューシャや、胸部分のフリルがなかったりするが、そこに色を加筆して、プロンプトで指示すると、最終画像にそれが追加されるのをリアルタイムに確認しながら修正できる(筆者作成) Stable Diffusi

    画像生成AIが爆速で進化した2023年をまとめて振り返る (1/5)
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    xiangze 2023/12/12
  • 爆速化する画像生成AI。0.5秒で4枚出力、リアルタイム生成できるレベルに (1/5)

    このところ画像生成AI界隈で話題になっているのが、「Latent Consistency Models(レイテント・コンシステンシー・モデル」(以下「LCM」)。10月6日に中国精華大学のシミアン・ルオさんが中心となって発表された論文で、日語にすると「拡散的一貫性モデル」。新しいタイプの効率性の高い生成モデルを使い、Stable Diffusion=安定拡散モデルより高速に画像を生成。結果としてビデオメモリーの少ないローレベルのPCでも画像生成AIを動かせるようにしようというものです。 0.5秒で4枚出力。Stable Diffusionの5倍 Stable Diffusionの拡散モデルは、ランダムなノイズ情報から、学習済みの特徴点データを利用することで、段々と画像を生み出していくサンプリングプロセスを繰り返します。それによって画像を生成する仕組みです。通常、1枚の画像を生み出すのに必

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    xiangze 2023/11/13
  • 画像生成AI「DALL·E 3」の性能が凄まじい。これを無料で使わせるマイクロソフトは本気で競合をつぶしに来ている (1/3)

    10月1日頃、OpenAIの新しい画像生成AI「DALL·E 3(ダリ3)」が徐々に使えるようになり、その性能の高さから話題になっています。まずサプライズで使えるようになったのがマイクロソフトのBingチャット。日語で「の画像を作ってください」などと入れるだけでかわいいの画像が出てくると。これが無料で使えるのは衝撃的です。マイクロソフトが巨大資で他の会社をつぶしに来たなという感じですね。どう考えても、今のところはサーバーコストが果てしなくかかる赤字サービスなのは間違いないので……。 「ラーメンべる女の子」が描ける! なにより衝撃的だったのは、「アニメ風の少女とが遊んでいる姿を作ってください」というリクエストに対し、一発で完璧な正解を出してきたことです。Stable Diffusionだと苦手とされていた指も適切に描写されています。もうひとつの着目点はオブジェクト間の関係性です

    画像生成AI「DALL·E 3」の性能が凄まじい。これを無料で使わせるマイクロソフトは本気で競合をつぶしに来ている (1/3)
  • AI推論向けのIPを販売するEdgeCortixは日本に本社がある AIプロセッサーの昨今 (1/3)

    今回紹介するのはEdgeCortix(エッジコーティックス)という会社だ。2019年に創業という、まだ歴史の浅いAI業界の中でも若い部類に入る。創業者はSakyasingha Dasgupta博士なのだが、実は社は日にある。 Dasgupta博士の経歴は少しおもしろく、2015年にドイツのゲッティンゲン大学で物理学の博士号を取った後でなぜか理研に籍を置きながら日のIBMで研究スタッフとして勤務後に、やはり日のLeap MindでPrincipal Scientist(主席科学者)のポジションに就いている。 その後、これまた東京のAscent RoboticsでChief Scientific Officer(最高科学責任者)となった後に、なぜかシンガポールのNeuri Pte Ltdという会社のCTO兼CEO代理を務め、2019年7月にEdgeCortixという会社を創業している。

    AI推論向けのIPを販売するEdgeCortixは日本に本社がある AIプロセッサーの昨今 (1/3)
  • Tenstorrentが日本支社を設立、自動運転の市場開拓が狙い AIプロセッサーの昨今 (1/3)

    Tenstorrentは連載706回で取り上げたばかりなのだが、先日日支社設立の記者説明会が開催され、その際にいくつか新しい情報が公開されたので、連載706回のアップデートという形で説明したい。 TensixコアはいずれもRISC-Vと判明 まずはAIプロセッサー周りに関して。連載599回で同社のTensixコアの説明を行ったが、この際のスライドでは、Compute Engineに加えて5つのRISCコアが搭載されているという話だった。この話そのものは別に変わらないのだが、今回明らかにされたのはこのRISCコアはいずれもRISC-Vとのこと。 RISCコアとは別にArcコアも搭載され、こちらではLinuxが動くというあたり、内部の制御用コアは自前で開発した方が柔軟性が高いしコスト効率も良いのでRISC-Vを、全体を制御するコアはLinuxの移植なども必要になるので、こちらはソフトウェアが

    Tenstorrentが日本支社を設立、自動運転の市場開拓が狙い AIプロセッサーの昨今 (1/3)
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    xiangze 2023/06/02
  • ASCII.jp:Comet Lakeは事実上Coffee Lake Refresh インテル CPUロードマップ (1/4)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

    普段このロードマップ連載ではあまりモバイル系プロセッサーは取り上げないのだが、インテルが8月に入っていろいろ新製品を投入してきたので、まとめてご紹介することにしたい。 まず8月1日、Ice Lakeベースの11製品が発表された。ジサトライッペイ氏の記事にもあるように、このIce LakeはUシリーズが6製品、Yシリーズが5製品であるのだが、ark.intek.comで“Ice Lake”を検索すると10製品しか出てこないという不思議なことに。なぜかハイエンドであるCore i7-1068G7がまだark.intel.comのデータベースに登録されていないらしい。 この発表から20日経過した8月21日、今度は14nmのComet Lakeベースの8製品が新たに発表された。もっともこちらもark.intel.comで検索すると、Uシリーズ4製品のみが登録されており、Yシリーズはまだ未登録となっ

    ASCII.jp:Comet Lakeは事実上Coffee Lake Refresh インテル CPUロードマップ (1/4)|ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情
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    xiangze 2023/02/19
  • Windowsの顔認証などで利用されているインテルの推論向けコプロセッサー「GNA」 AIプロセッサーの昨今 (1/3)

    久々にAIプロセッサーの話だ。今回はIntel GNA(Gaussian mixture model and Neural network Accelerator)の詳細を説明する。今年4月に開催されたLinley Spring Processor Forum 2022で突如インテルはGNAの詳細を説明したからだ。 GNAそのものはIce Lakeの世代で搭載されたという話を連載525回で触れている。このGNA、最初に発表されたのはICASSP 2017なのだが、実はこの際の発表はポスター(論文をベースに発表するのではなく、要点をまとめた物を1枚のポスターにまとめて張り出す)であって、内容もあまり深い話は掲載されていない。 この時点で発表された内容をもう少し細かく説明すると、2017年時点で利用されているニューラルネットワークの中では、さまざまな特殊処理が利用されるケースが多いとされていた

    Windowsの顔認証などで利用されているインテルの推論向けコプロセッサー「GNA」 AIプロセッサーの昨今 (1/3)
    xiangze
    xiangze 2023/02/19
  • FAX番号だけで複合機が乗っ取られる“Faxploit”脆弱性公表 (1/2)

    ITU-Tが定めたFAX通信規格「T.30」に存在する脆弱性を利用すれば、ターゲットのFAX番号を知っているだけでバッファオーバーフローを引き起こし、デジタル複合機(MFP)を乗っ取ることができる。さらにランサムウェア「WannaCry」でも使われた脆弱性攻撃ツールなどを組み合わせれば、複合機を踏み台にしてオフィスネットワーク内のPCやサーバーにも侵入を拡大し、機密データを盗み出すことなども可能になる――。 2018年8月12日、米国ラスベガスで開催されたハッカーイベント「DEF CON 26」では、こうした攻撃手法を紹介する講演「What the Fax!?」が行われた(講演タイトルはネットスラング「WTF=What the Fuck」のもじりだ)。講演を行ったCheck Point Software Technologiesのセキュリティリサーチャー、ヤニフ・バルマス氏とエイヤル・イト

    FAX番号だけで複合機が乗っ取られる“Faxploit”脆弱性公表 (1/2)
    xiangze
    xiangze 2018/08/23
  • 低レベルアクセスへの入り口(3):io.Reader後編 (1/2)

    第3回の記事ではGo言語の io.Reader インタフェースの基と、よく使う構造体を紹介しました。 Go言語が提供する低レベルの仕組みとの接点である io.Writer と io.Reader 、それに、これらを利用するさまざまな関数や構造体を使って、いろいろな処理ができることが伝わったのではないでしょうか? 第2回から今回までの内容を把握していれば、ソケット通信(第6回あたりから紹介する予定)さえ恐れることはありません。 今回も、前回に引き続き io.Reader の関連機能を紹介していきます。 具体的には次のような内容です。いずれも少し低レベルな通信を直接行いたいときに便利な機能です。 バイナリ解析に便利な機能群 テキスト解析に便利な機能群 ちょっと抽象的な io.Reader の構造体 バイナリ解析用のio.Reader関連機能 io.Reader から出てくるデータは、テキスト

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    xiangze 2016/11/03
  • 電王・Ponanza開発者が語る、理由がわからないけどスゴイ“怠惰な並列化”

    皆さんこんにちは。 私は将棋プログラム「Ponanza」の作者、山一成と申します。Ponanzaは初めてプロ棋士を破った将棋プログラムで、近年最も強い将棋プログラムと言えると思われます。また、2017年もトッププロ棋士の方と対局することが予定されています。Ponazaの改良のための機械学習に現在ジサトライッペイさんのPC「大紅蓮丸」の計算リソースを借りているのですが、その関係で原稿を書いてとお願いされたので、3回に渡って将棋プログラムの今について、書いていきたいと思います。 フリーランチの終焉、並列化の効率問題 アスキー読者の方々には言うまでもないのですが、まずは近年のCPU事情について解説していきたいと思います。ちょっと昔まではCPUはシングルコアが当たり前で18ヶ月経過すればCPUのトランジスター数は倍になり、性能が向上するという流れが続いていました。ソフトウェアはその性能向上に伴い

    電王・Ponanza開発者が語る、理由がわからないけどスゴイ“怠惰な並列化”
  • サメの背ビレから画像認識で個体認証

    英ブリストル大学はイルカやサメなどの生態調査において背ビレの画像認識で個体識別を行なう手法を開発し、高精度で個体識別が可能なことを発表した。 これは10月1日に論文サイトarXivで公開されたもので、サメの背ビレ輪郭からの個体を特定するプロセスを自動で行なうもの。これまでにもイルカやサメなどの生態を研究する場合、その個体がどれほどの距離を移動するのかといった生息域調査には個体識別として背ビレの形状などを参考にしていた。 対象としたのはホホジロザメ。背ビレの高さや幅、とくに後端側にギザギザとなっている部分の輪郭などを抽出する。識別ソフトウェアはディープラーニングで動作しており、これまでに蓄積した画像で学習させた結果、約81%の精度で個体識別できたとしている。また、サメ同士の争いなど輪郭が変わった場合も皮膚の斑点を参考にして同定できるようだ。 野生動物の個体識別などではGPSトランスポンダー

    サメの背ビレから画像認識で個体認証
  • コミックマーケット88の二次創作人気を調べてみた&pixivデータで次回予想も (1/4)

    明治大学米沢嘉博記念図書館スタッフでニコニコ学会β実行委員。趣味同人誌やニコニコ動画関連の研究をしてる人。記事に使ったデータ元の『ニコニコ統計データハンドブック2015』など同人誌コミケで頒布。ブロマガでは連載記事の補足も。 Twitterアカウントは@myrmecoleon。関わった著作に『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』(イースト・プレス刊)。左の画像は筆者を擬人化?して描いてもらったキャラ「ありらいおん子」。男の娘。 ■Amazon.co.jpで購入 コミックマーケット88は8月14日から16日の3日間開催 8月14日から16日にかけての金土日、東京お台場の東京ビッグサイトにおいて同人誌即売会「コミックマーケット88」が開催されます。コミックマーケットは、ニコニコ動画など投稿サイトの登場以前から、プロではない個人の作品発表の場として重要な地位を占めてい

    コミックマーケット88の二次創作人気を調べてみた&pixivデータで次回予想も (1/4)
  • コア性能3割アップ! 3.7GHz版「SPARC64 X+」搭載サーバーが富士通から

    富士通は4月7日、動作周波数が3.7GHzになった8コアプロセッサー「SPARC64 X+(スパークロクヨン・テンプラス)」を搭載した、UNIXサーバ-「SPARC M10-1」「SPARC M10-4」の新製品を発表した。

    コア性能3割アップ! 3.7GHz版「SPARC64 X+」搭載サーバーが富士通から
    xiangze
    xiangze 2015/04/07
  • 最新のマルチメディアAPI“DirectX 10”を採用

    Windows Vistaは、最新のマルチメディア処理用API“DirectX 10”を搭載している。DirectX 10はVista専用で、Windwos XPではDirectX 9までしか対応しない。DirectX 10は新しい“Shader Model 4.0”に対応して、高度なシェーダーを使い、リアルな3Dグラフィックを少ない処理量で再現できるのが特徴。対応ゲームなら、より美しいグラフィックでプレイできる。

    最新のマルチメディアAPI“DirectX 10”を採用
  • NTT、同社主導で開発したロスレスオーディオ符号化技術がMPEGで国際標準規格“MPEG-4 ALS”として承認と発表

    電信電話(株)(NTT)は27日、東京・大手町のアーバンネット大手町ビル内同社コーポレートニューズルームにプレス関係者を集め、同社が2002年より開発に取り組んできたロスレス・オーディオ符号化技術について、MPEG(Moving Picture Expert Group)の国際標準規格“MPEG-4 ALS(Audio Lossless)”として承認されたと発表した。

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