米海兵隊は2017年1月6日より、MV-22B「オスプレイ」の南西諸島地域における空中給油訓練を再開しました。2016年12月の大破事故から1か月弱での訓練再開にさまざまな意見が上がっているようですが、これにはちゃんとした理由がありました。 「オスプレイ」、沖縄での空中給油訓練を再開 アメリカ海兵隊は2017年1月6日(金)、それまで中止されていた沖縄県におけるティルトローター機MV-22B「オスプレイ」垂直離着陸輸送機の空中給油訓練を再開しました。 「オスプレイ」は2016年12月13日(火)、空中給油訓練中に沖縄県名護市の海の浅瀬へ不時着し、機体が大破するという事故を起こしました。以降、その安全性の確認ができるまで、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊は「オスプレイ」の飛行を停止し、またその空中給油訓練を見合わせました。飛行停止はその後、12月19日(月)に解除しており、今回は空中給油訓練の停
日本国内では、その安全性を不安視する声が未だ止まないティルトローター機「オスプレイ」。しかし世界ではいま、「ティルトローター機の波」が確実に来ています。明治の日本であったという「鉄道忌避伝説」、それが「オスプレイ」で本当のことになってしまうかもしれません。 フィリピンから岩国へ 地震救援で特性を発揮 2016年4月14日(木)から2回にわたり、震度7を記録し大きな被害を出した熊本地震。在日米軍は即座に日本政府に対して援助を申し出て、救助活動に参加しました。 災害派遣された航空機のうち、特にアメリカ海兵隊の主力輸送機ベル・ボーイングMV-22B「オスプレイ」は、これまで安全性が不安視されてきたなかにあって物資の輸送に実績をあげ、様々な任務を可能とする高い汎用性と安全性を実証しています。 「オスプレイ」は世界初の“実用ティルトローター機”です。「ティルトローター機」とは、ローター(プロペラ)の
すでにアメリカの海兵隊、空軍で導入されている輸送機「オスプレイ」。同海軍も導入し、岩国(山口県)へ配備される見通しです。また、陸自も導入を予定。日本は世界でも希有な「オスプレイ大国」になりそうです。 空母への人員、貨物、手紙の輸送といった役割を アメリカ海軍は2016年2月3日(水)、44機を2020年より導入する予定である海軍型のベル・ボーイングV-22「オスプレイ」に対し、新たにCMV-22Bという制式名称を与えたと発表しました。 米海兵隊型の「オスプレイ」MV-22B(写真出典:アメリカ海兵隊)。 海軍型「オスプレイ」CMV-22Bは、ノースロップ・グラマンC-2A「グレイハウンド」艦上輸送機の後継機として、2015年に導入が決定されていました。 C-2Aは、アメリカ海軍の航空母艦(現在10隻保有)と陸上飛行場とのあいだにおける人員や貨物、手紙の輸送を行うCOD(艦上輸送)任務のため
米軍・自衛隊の輸送機「オスプレイ」、その整備拠点がアジアで初めて、木更津に設けられます。 富士重工が陸自木更津駐屯地で整備 防衛省は2015年10月30日(金)、陸上自衛隊が導入予定の新型輸送機V-22「オスプレイ」について、その整備拠点を陸自木更津駐屯地(千葉県)に設ける方針を明らかにしました。 木更津駐屯地での整備が決まった米海兵隊のMV-22「オスプレイ」(写真出典:アメリカ海兵隊)。 アメリカ軍が、沖縄・普天間飛行場に配備されている海兵隊のMV-22「オスプレイ」について、その定期機体整備を行う企業を選定する入札を実施。その結果、木更津駐屯地での整備を提案した富士重工業が整備企業に決定したことから、陸自が導入予定のV-22「オスプレイ」についても同駐屯地で整備する形です。 防衛省によると、木更津駐屯地で「両国の『オスプレイ』を共通で整備できる基盤を確立していく方針」とのこと。「オス
オスプレイ17機を日本に売却へ=総額3600億円−米政府 【ワシントン時事】米政府は5日、垂直離着陸輸送機V22オスプレイ17機と関連装備を日本に売却する方針を決め、議会に通知した。売却総額は推定で計30億ドル(3600億円)。米政府によると、日本はオスプレイ本体のほか、代替部品、エンジン40基、赤外線前方監視装置40基などの売却を求めてきた。 米政府は「強力で即応性に富んだ自衛隊の能力を維持、向上させるための支援は、米国の国益にとって極めて重要だ」と表明。オスプレイは陸上自衛隊の人道支援・災害救助能力を大幅に高め、水陸両用作戦も支えると指摘し、売却について「同盟国との負担の分担を促進し、相互運用性を高める」と説明した。また、地域の基本的軍事バランスを変えるものではないと強調した。 日本政府は2018年度までにオスプレイ17機を陸自に配備する計画。 (2015/05/06-23:39)
陸上自衛隊が導入する新型輸送機オスプレイについて、小野寺五典防衛相は28日、訪問先の東京・小笠原村で「急患輸送を速やかにできる態勢を作っていきたい」と述べ、小笠原からオスプレイで急患を運ぶ方針を明らかにした。利用のために機体を周辺で待機させることを検討していて、防衛省関係者によると、千葉県の木更津駐屯地などが候補に挙がっている。 小野寺氏はこの日、急患搬送への導入を要望している小笠原村の父島に米海兵隊のオスプレイで訪れた。小野寺氏によると、同行した在沖縄米軍トップのウィスラー第3海兵遠征軍司令官に陸自オスプレイの佐賀空港への配備方針を説明し、米軍オスプレイの佐賀空港の活用を要請したという。 小笠原の父島や母島には滑走路がなく、海上自衛隊の飛行艇やヘリコプターを急患搬送に使っている。村役場であった村長らとの会合で、小野寺氏は「オスプレイは小笠原と本土を2~3時間でダイレクトに結べ、病院のヘリ
訪米中の小野寺五典防衛相は10日午後(日本時間11日早朝)、米軍の新型輸送機MV22オスプレイについて、8月に示す来年度予算の概算要求に購入費を盛り込む考えを示した。ワシントンで記者団に語った。 小野寺氏はこの日、オスプレイに試乗し、ワシントン近郊の国防総省とバージニア州のクアンティコ海兵隊基地の間(片道約65キロ)を往復。その後、記者団に「大変安定性があり、機能も高いことが分かった」と感想を述べた。空中でヘリコプターから固定翼に変わる同機の特徴について「離島防衛に加えて災害支援や急患輸送に力を発揮する。離島が多い日本に向いている」と語った。 今後5年間の防衛力整備の在り方を示した中期防衛力整備計画では、離島を奪還する水陸両用部隊の創設に関連して、オスプレイ17機の導入を決めている。ただ「1機100億円以上」(防衛省)とみられ、来年度の購入機数は「価格交渉をして決めたい」(小野寺氏)として
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海上自衛隊の空母のような形をした大型護衛艦の甲板に、アメリカ軍の新型輸送機オスプレイを着艦させる訓練が、アメリカ西海岸で実施中の上陸訓練の一環として行われました。 アメリカ・カリフォルニア州で行われている日米共同の上陸訓練には、海上自衛隊のイージス艦など3隻と、陸上自衛隊の離島防衛専門部隊などの、合わせて1000人の自衛隊員が派遣されています。 14日は、海上自衛隊の、空母のような形をした大型護衛艦「ひゅうが」の甲板に、アメリカ軍のオスプレイを着艦させる訓練が行われました。 海兵隊員が操縦するオスプレイは、プロペラを上に向けながら「ひゅうが」に近づき、自衛隊員の誘導を受けながら、ヘリコプターのようにゆっくりと着艦しました。 このあとオスプレイはプロペラや翼が折り畳まれ、縦20メートル、横13メートルの大型エレベーターを使って、甲板の下にある格納庫に運び込まれました。 艦内では、自衛隊員がオ
V-22 オスプレイをガンシップに改造する!? 最近ふと思いついたのですが、AC130ガンシップのようにV-22に20ミリ機関砲と105ミリ曲射砲を搭載した改良型の ガンシップっていうのはどうでしょう。 聞いた話では自衛隊もCH-47の後継機にV-22を購入するという話が出ています。 昔CH-47を改造してガンシップとして使用していたと聞いたことがありますから改造できないかと思ったのですが。 伺ったご意見を元にV-22のプラモデルを改良しようかと思っているんです。(後、大石英司先生みたいな小説も書こうかと思っています。先生のガンシップシリーズのファンなので) ヘリコプターに詳しい方、軍事部門に詳しい方、ご意見をお願いします。
海兵隊がこれまで使ってきた輸送ヘリコプターCH-46Eの代替機として配備が進められているMV-22 オスプレイを普天間飛行場で見学させてもらったわけですが、続いては実際にオスプレイに乗り込み、地上部隊との連携訓練に同行することになりました。 乗り込むとこのように肩と腰を固定する4点式のベルトを装着。 準備完了 滑走路まで移動後、旅客機のように助走をつけて飛ぶのではなく垂直に飛び上がったため、機体が揺れ始めたと思ったらあっという間に空中にいた、という感じ。 オスプレイの飛行速度は最高で時速519km。この日は220ノット(時速400km強)ほどで飛行していたようです。ちなみに、オスプレイは輸送ヘリコプターと比べて「スピードが速い」というほかに「輸送量が大きい」「航続距離が長い」という特徴があり、より迅速に部隊を展開することが可能となっています。航続距離については増槽を1つ使えばフィリピンや朝
アメリカ軍が配備を進めている新しい輸送機・MV-22 オスプレイは回転翼の角度を変更することができるという機体で、ヘリコプターのように垂直離着陸が可能な一方、飛行速度や航続距離・ペイロード(積載量)はヘリコプターより固定翼機に近いといういいとこ取りをしています。 今回、海兵隊から地上部隊とそれを支援するオスプレイとの連携訓練へのお誘いがあったので、実際に普天間まで行って、オスプレイを見てきました。 Marine Corps Air Station Futenma http://www.mcasfutenma.marines.mil/ 車で普天間飛行場へ向かいます。 普天間飛行場があるのは宜野湾市。国道だけを走っているとその存在に気付かないものの、路地を走っていると飛行場のフェンスに突き当たるということも。 大きな地図で見る 高いフェンスが日常と基地とを区切っています。 許可証をもらって飛行
★フライト調整済!!高性能!!電動オスプレイ!!只今、受注受付中です! ★RCfan 2013年4月号に掲載しています! プロポ付属の完全完成のフライト調整済!!FRPも塗装済です!! リポバッテリー×2ヶも付属!! 電動仕様のオスプレイ登場です。フタバ14SG付(予定)でサーボ、モーター組込済みの完全完成です。元F3C日本チャンピオンの石川氏による調整済でお届けします。 回転翼の角度を調整できるティルト機能を搭載。また可変ピッチ仕様ですので、V22オスプレイの醍醐味を十分に堪能出来ます。 【機体仕様・付属品】 ■全長978mm ■全幅970mm ■全備重量3100 ■1/17スケール ■送受信機 フタバ14SG(予定) ■ダイレクトマイクロサーボ(RM5085)×6個付 ■ジャイロ ■モータ一 スコーピオンFK-Ⅱ 2221-10 KV3800×2ヶ ■アンプ 40A ES
防衛省は、自衛隊に新型輸送機オスプレイを導入する検討に入った。2013年度予算案に調査研究費として数百万円を要求する。安全性への懸念から国内配備には沖縄を中心に反発が強いが、安倍晋三首相が指示した「自衛隊の態勢強化」に資すると判断した。 オスプレイはいまの自衛隊のヘリコプターより航続距離や速度、積載量で優れる。尖閣諸島をめぐる中国との緊張が続くなか、防衛省は尖閣を含む南西諸島の防衛に活用できるとみる。 森本敏・前防衛相は11月ごろに調査研究費の要求を省内で指示。政権交代後も方針は引き継がれることになった。防衛省は1機約100億円とみており、いまのヘリより高額なため効果的な配備や在日米軍との連携などを研究する方針だ。
森本敏防衛相は30日午前の記者会見で、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて、「米側がグローバルにオスプレイを配備する計画を進めるようになり、日本としてもどのように受け止めたらいいか今年になって研究を始めた。防衛省、自衛隊が導入に完全に道を閉ざしているということではない」と述べ、将来的な自衛隊への導入に含みを持たせた。 【沖縄の全首長が首相に直訴へ】オスプレイ配備撤回を求め オスプレイを巡っては、政府が9月19日、国内運用の安全性が十分確認されたとして「安全宣言」を正式発表した。外務省内には「政府が安全確認しているのだから、東京上空をなぜ飛べないかということになる。離島の災害救難などで非常に有効だ」(幹部)との意見もある。 これに対し、防衛省は複数機購入に伴う費用対効果などを慎重に見極める姿勢。森本氏は「すぐに導入する考えはない。日本の安全保障や防衛にどういう意味を持っ
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