‘22年11月28日(月) ロシアのプーチン大統領は 25日、モスクワ郊外の公邸で、 ウクライナ侵略を続ける ロシア軍の兵員補充のため招集 された動員兵の母親らと初めて 懇談した。 プーチン氏は 「痛みを共有している」と述べ、 兵士の家族に寄り添う姿勢を アピールした。 一方で「人は必ず死ぬものだ」と述べ、 兵士の生命を重視していないように 聞こえる発言もあり、動員の長期化や 拡大への懸念が強まる形になった。 プーチン氏は 「ロシアでは年間約3万人が 交通事故で死んでおり、 アルコールでも同程度、 死者が出ている」と語り、 「重要なのは、どのように 生きたかだ」と訴えた。 侵略の今後に関しては 「我々は目標を達成しなければ ならないし、 疑いなく達成する」と述べた。 複数の独立系メディアは、 懇談の参加者には政権与党の メンバーら政権寄りの関係者が 多く含まれていたと指摘した。 懇談の様子