‘22年2月7日(月) ロシアによる侵攻の懸念が 強まるウクライナ情勢をめぐり、 首都キエフの大学で教壇に立つ 元ウクライナ陸軍大佐の オレクサンドル・プリュシチ氏 (58)が時事通信の 書面インタビューに応じた。 緊迫感が漂う中、住民の多くは 「(ロシアと)戦う用意がある」 と表明し、志願者は軍事訓練を 受けているという。 主なやりとりは次の通り。 ―最近のキエフの状況はどうか。 (緊迫した雰囲気だが) パニックに陥ったり、 必需品の買い占めをしたり ということはない。 われわれはロシアと長い間 「戦争状態」に置かれており、 人々はこうした緊張感に慣れている。 米英などからの武器供給を ロシアが警戒しているため、 戦争リスクは後退したと私は みている。 日常的に戦争の話をするわけでないが、 私の周囲の人々は 「戦う用意がある」と言う。 国民の6~7割がそうなのでは ないか。 ―ロシアをど