‘20年12月3日(木) 夜間勤務を伴う仕事に就く 人では、昼間に働く人に 比べて、中等症から重症の 喘息を発症するリスクが 30%以上高いことが、 英マンチェスター大学の Hannah Durrington氏らに よる研究で明らかにされた。 研究チームは、 「先進国での夜間勤務を伴う 仕事に就く人の多さと 喘息の有病率の高さに 鑑みると、われわれの 研究結果が公衆衛生に 対して示唆するものは 非常に大きいだろう」と 述べている。 研究結果は、「Thorax」に 11月16日掲載された。 Durrington氏らによると、 先進国では就業者の5人に 1人が常夜勤勤務、または シフト制の夜間勤務に 就いている。 夜間勤務は体内時計 (概日リズム)の乱れの 原因となる。 そのような体内時計の乱れは さらに、さまざまな 代謝異常や心血管疾患、 がんの発症リスク上昇を 招く可能性もある。 一方、喘