厳冬期、風邪以外にも効く葛根湯で体を守るという知恵: 聞こえるように独り言‘22年1月3日（月） ◎葛根湯の様々な働き 葛根湯は 葛根（かっこん）、 甘草（かんぞう）、 桂皮（けいひ）、 芍薬（しゃくやく）、 生姜（しょうきょう）、 大棗（たいそう）、 麻黄（まおう）の 7つの生薬で構成されており、 中でも最も重要な働きと 考えられているのが 「体を温めて 体温を上げる作用」です。 葛根湯は、かぜのごく初期、 原因のウイルスなどが 体内に入ってきて、 まだ十分に増殖していない状態 （ウイルスの力が弱い状態）の 時に服用することで、 体温を上げてウイルスを退治 してかぜを治します。 しかし、葛根湯はかぜの時だけ ではなく、様々な働きで いろいろな症状を改善して くれます。 ・筋肉のこりをほぐす 肩こり、寝違え ・血行をよくする 手のしびれ ・頭痛の改善 ・体を芯から温める 体が冷えた 『麻黄』という生薬には 抗アレルギー作用があり、 蕁麻疹（じんましん）にも 応用
