‘22年1月8日(土) 新型コロナウイルスの オミクロン株が 「過去最速」で拡大している。 東京都や大阪府、沖縄県では 8日に新規感染者が 1日1500人に達する 可能性も指摘され、 神奈川県は月内1万人 と試算する。 政府は7日、 沖縄、広島、山口3県への 「蔓延防止等重点措置」 適用を決めるが、首都圏や 関西も対象地域に逆戻り するのか。 厚生労働省の集計では、 全国の新規感染者の46% (2日までの 1週間の暫定値)を オミクロン株が占めた。 専門家組織は 「今後、感染拡大が急速に 進み、医療提供体制が 逼迫する可能性に 留意する必要がある」 と指摘した。 京都大の西浦博教授らの チームは、大阪と沖縄で 感染者の累計が 2倍になるまで2日未満 だったと推計。 西浦氏は 「これまでで最も速い増加で、 即座の対応がないと 流行が拡大する危機的な 状態だ」と懸念を示した。 国立感染症研究所