‘24年3月7日(木) 中年同士が集まると、 子供の教育の話題になることが 多いが、韓国で30~40代の 男女と話していると、最近は 愛犬や愛猫への溺愛ぶりに ついて聞かされる機会が多くなった。 スマートフォンの待ち受け画面を 飾る愛犬や愛猫の〝容姿端麗さ〟は もちろん、シェフが腕によりをかけた フルコースを愛犬にごちそうしたと 自慢されることも。 思わず、 「ワンちゃんに味の違いは 分かるの?」と聞き返してしまった。 ペットの話を持ち出すのは、 独身だったり、子供がいない夫婦 だったりするケースが多い。 散歩で犬や猫を乗せて運ぶ ペット用カートの販売台数がベビーカーを 上回ったことがニュースになるなど、 韓国でのペット熱は、世界でも例のない 極端な少子化とつながっているようだ。 先日発表された1人の女性が 生涯に産む子供の数に当たる 合計特殊出生率は、昨年0.72まで低 下した。 受験競