ヒマラヤ山脈のイエティをはじめ、人間のような二足歩行をする全身毛むくじゃらの未確認動物の目撃例は、世界各地から報告されている。しかし、21世紀を迎えた現在もまだその正体が掴めていない上に、以前に比べると、近年はその目撃例も少なくなってきている印象だ。 ところが8月の終わりに、ポーランドとスロバキアの国境にあるタトラ山脈で、立て続けに2度も未確認動物の目撃情報が報告された。しかも、当時の状況を収めたとする動画が地元紙の報道を経由してYouTubeに相次ぎ投稿され、各国のメディアから「イエティか?」と注目を集めている。 この話題を最初に伝えたのは、地元ポーランドのスーパーエクスプレス紙。8月25日に、動画を撮影した27歳の男性が取材に答え、動画とともにそのときの状況を説明する記事を掲載したことが始まりだ。ポーランドでは初めての雪男騒動ということもあり、同紙は調査チームを結成してタトラ山脈に派遣