厳選Linuxフリーソフト100 Linuxのゲームでプログラミングセンスを磨く、ファイル操作も楽々 2024.02.29
2008年09月05日14:29 カテゴリ本 生政治の誕生 本書のタイトルから、生政治という言葉でよく語られる「監視社会」批判の類を想像する読者も多いだろうが、フーコーはこうした問題にはまったく触れていない。彼が主題とするのは、生政治のもっとも洗練された形態としての経済的自由主義であり、その代表はハイエクである。生政治と自由主義というのは、常識的には対極にあるように思われるが、フーコーが晩年の『知への意志』でも警告しているように、自由を抑圧からの解放と考えることは、ナイーブな左翼的錯覚である。逆に、自由主義はきわめて高度な統治技術を必要とするのだ。大いなる規律の技術、すなわち個々人の行動様式をその最も細かい細部に至るまで毎日規則正しく引き受けるものとしの規律の技術が発達し、急成長し、社会を貫いて拡散するのは、自由主義の時代と正確に同時代のことでした。[・・・]ここにおいて管理はもはやパノプ
■人 ◆Dworkin, Ronald ◆Rawls, John ◆Mill, John Stewart ◆稲葉 振一郎 ◆井上 達夫 ■論文・文献紹介ファイル ◇Fleurbaey, Mark 1995 “Equal Opportunity or Equal Social Outcome?” Economics and Philosophy 11,pp. 25-55.(後半の一部)作成:堀田義太郎 ◇Tremain, Shelley 1996 “Dworkin on Disablement and Resources.” Canadian Journal of Law and Jurisprudence Vol.Ⅸ, No. 2 (July 1996) *作成:堀田義太郎 ◇Williams, Andrew 1998 “Incentives, Inequality, and Public
前回から1か月。4月に「ハイエク調べてまた書く!」と言って、その宿題感にこだわって、本読みに必死になり過ぎておりました。本いくら読んでもどうしても、 ボクはハイエクタンに惚れることが出来ませんでした。 宿題になってった経緯はhttp://d.hatena.ne.jp/YOW/20070425/p1の真ん中らへんにあるよ。(:「日本国憲法と法の支配」について調べたもの) ↑つか、真ん中だけじゃなくって上から下まで、自由主義で先進国で近代化社会に住んでいるヒトは全員、読んでほしー。*1 んで、その日付け分で、調べててぶち当たった 「民主主義を貫徹させないがための、『法の支配』の仕掛け」 というハイエクによる「法の支配」の一文にずっとこだわっています。次回続きでハイエクからちょっと離れて「民主主義」問題やるつもりなんですが。ただ、こだわって、ハイエク著作の著述追いかけてても、個人的にしゃーないよ
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
京都の男子大学生6人がコンパで酒に酔った女子大学生1人を集団で暴行したとして、集団準強姦の疑いで逮捕された件は、その事実自体もさることながら、その後の大学側の対応やらネットの書き込みやらで、まだ大きな関心を呼んでいるらしい。ともあれまず、被害者の方に心よりお見舞い申し上げる。この犯罪自体をネタにするつもりはない。 とはいえ、この件については私も関心がある。過去に何度も書いたテーマなのだが、最近の話題に関連していることもあるし、「実例」を目の当たりにすると、やはり一言触れずにおくわけにはいかない。 「彼ら」、つまりその男子大学生らは、「あのゲーム」や「あの類のゲーム」をやっていたのだろうか。 「あのゲーム」「あの類のゲーム」というのは、もちろん今巷で話題のアレだ。 「レイプ描写で国際問題に…アダルトゲームの是非:児童ポルノ法改正めぐり論議再燃」(ZAKZAK 2009/06/02) レイプ描
暇人\(^o^)/速報 恋人、夫、息子のエロ本所持で怒る女性について http://himasoku123.blog61.fc2.com/blog-entry-718.html 日本のマンガを集めていた米国人、児童ポルノ禁止法違反で有罪に | WIRED VISION http://wiredvision.jp/news/200905/2009052923.html 『レイプレイ』事件について - 児童小銃 http://d.hatena.ne.jp/rna/20090509/p1 レイプゲーム規制問題について「まじめに」考えるためのまとめ1 - 日常ごっこ http://d.hatena.ne.jp/amamako/20090520/1242764989 はてなブックマーク - 「「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ」 News i - TBSの動画ニュースサイト http://b.hat
⇒言論・表現への法規制に抗するために - 地下生活者の手遊び 仰りたいことはわかりました。趣旨には同意です。「まとめ」の部分にはほぼ異論はありません。率直に言って、NaokiTakahashiさんのブログのコメント欄での応酬を拝見した限りは、もっと突っ込んだ議論を展開されるのかと思っていました。 「女を痴漢して強姦して孕ませて堕ろさせるゲーム」の表での流通が「人権侵害と認めるところからはじめ」るというのは、相当に強い議論です。DV等を見るまでもなく、児童虐待を見るまでもなく、そして人身売買を見るまでもなく、私的セクターにおいて、あるいは商行為の名のもとに、侵害されている人権の回復には強制力の執行を伴います。その強制力を市民は国家に付託しています。むろん数多の非営利団体が活動していますが、彼らは強制力もまた強制的な執行の権限も持ち合わせません。そうした社会を、私たちは選択しているし、私は「自
エロゲが差別的って、当然のことです。ポルノってのはそういうジャンルで、文学ではないし文学的価値もない。「文学ではないし文学的価値もない」というカテゴリーとしてポルノというジャンルは位置付けされている。「文学的価値」という概念が無批判に社会に流通して銀の弾丸と化していることを改めて確認した次第です。 男流文学論 (ちくま文庫) 作者: 上野千鶴子,富岡多恵子,小倉千加子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1997/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る 『男流文学論』というのが昔あって、そのコンセプトは「文学的価値」なる概念とその無批判な社会的流通に対する批判だった。文学と見なされている三島や吉行や谷崎の小説はかくも差別的で、時にポルノでしかない、と指摘し批判した。その批判を指して、君たち小説が読めていないよ、と言ったのは蓮實重彦だけど
差別問題を考えるうえでの前提 ここ数年の日本のレイプ事件の認知件数は、だいたい二千件をこえたあたりで推移しているようですにゃ。しかし、実際におきているレイプの件数は少なくとも数倍はあると考えられていますにゃ。警察へ届け出にゃー被害者がいるからにゃんね。こういう、実際には起こっているけれど、届出がにゃーので認知されにゃー数を「暗数」というようですにゃ。 ♀が被害者となる性犯罪において、社会が性差別的であるほど性犯罪被害者の♀は届出することのハードルが高くなり、暗数が増えることになりますにゃ。今の日本においても、法廷におけるセカンドレイプやら、被害者に対する有形無形の嫌がらせやらを考えると、性犯罪被害者として名乗り出ることのハードルは高いでしょうにゃ。強姦魔にとってはウハウハの世の中にゃんね。 性犯罪被害♀を中傷したり、レイパー♂を「元気な人」と評価するような社会においては、ますます♀は性犯罪
宮台真司氏主催「思想塾」の公開イベントに行ってきた。内容についていけるだろうかと心配していたが、「人文社会学書を読むような読者の裾野を広げていきたい」というのも公開イベントの主旨ということで、一般人にもある程度わかるような議論をしていただき、最後まで楽しく聴講できた。 ライフ・ポリティクス=生の政治ということで、個人にとって良き事と社会にとっての良き事という2つのことを考えるときに、両者が簡単に合致するのであればなんら問題はないが、個人にとっての良き事が多様化している中で、社会にとっての良き事を合意するのが難しくなってきているのが現代で、いかに合意形成していくのか、というソーシャルデザインが大きなテーマだった。 その中で焦点となったのが、社会にとっての良き事(具体的には法律等)を合意する過程で、論理的な議論ではなく、感情(快・不快)による多数決によって決まってしまうという危機的状況をどう回
ヘイトスピーチに反対するキャンペーンのスローガンを掲げたポーランドのSIMカード(Virgin Mobile社)「言葉(Słowa)は力(moc)を持つ(mają )、思慮深く(rozważnie)使え(używaj )」 ヘイトスピーチ(英: hate speech)は、人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康(障害)、経済的・社会的出自あるいは他のアイデンティティー要素などに基づいて、個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである[1][2][3][4][5]。ヘイトスピーチが具体的にどのような言論を指すかについて各国の共通した解釈が存在するわけではなく、法的定義は国によって様々である。 言論の自由、ヘイトスピーチ、ヘイトスピーチの法律について多くの議論がなされてきた[6]。いくつかの国の法律では、ヘイトスピーチを「集団に属することを理由に集団や個人に対して暴力
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く