9月の日本代表シリーズが12日に終了し、15~17日の週末から各国リーグ戦が再開する。 7月28日に開幕したドイツ2部は第6節を迎えている。1部から降格してきた名門シャルケやヘルタ・ベルリンが苦戦するなか、かつて酒井高徳(神戸)がキャプテンマークを巻いたハンブルク(HSV)が勝点13でトップに立っている。 HSVを追走するのが、勝点12のホルシュタイン・キールだ。これまで一度も1部昇格経験のないドイツ北部の中堅クラブの快進撃は、大きなサプライズ。そのチームを力強くけん引しているのが、今年7月に湘南ベルマーレから赴いた日本人FW町野修斗だ。 町野は今季の開幕戦となった7月30日のブラウンシュヴァイク戦で先発デビューを飾ると、続く8月5日のフュルト戦で自ら得たPKを決めて、移籍後初ゴールを挙げる。 その後もスタメンで出続け、8月25日のシャルケ戦ではフェルティンスアレアに超満員の観客が集結する