高知市に本社がある茶の製造会社「小谷穀粉」が中国から輸入したウーロン茶の茶葉から、法律の基準を上回る農薬の成分が検出され、会社では、この茶葉を使ったおよそ300万個の商品の自主回収を始めました。 自主回収の対象となっているのは、高知市に本社のある「小谷穀粉」が製造したティーバッグ式のウーロン茶の商品30種類です。 この会社が今月上旬に行った検査で、中国から輸入した黒ウーロン茶の茶葉から、食品衛生法の基準を上回る2種類の農薬の成分が検出されました。 高知市保健所や会社によりますと、日常的に摂取したとしても健康への影響はないレベルだということです。 基準を上回る農薬が検出された茶葉は、中国の福建省で生産されたもので、これまでにおよそ900トンを輸入して黒ウーロン茶などおよそ300万個を製造し、全国で販売しているということです。 会社では、ホームページに対象商品を掲載するなどして自主回収を始めま