6月13日、中国国営通信社「新華社」の国際部が運営する、微博(マイクロブログ)”で国際ニュースを報じる「新国際」は、2012年3月発行の米国誌「移民と難民研究(Journal of Immigrant Refugee Studies)」(第10巻、2012年第1号)の131~137ページに掲載された研究論文「ニューヨーク市の健康診査と栄養調査の結果報告に基づく中国からニューヨーク市へ来た移民の健康」を引用して次のように報じた。 他のアジア地区からの移民に比べ44%高い鉛濃度 中国からニューヨーク市に来た移民の血液中に含まれる鉛、カドミウム、水銀の量はその他アジア地区からの移民に比べて高い。例えば鉛は44%高い。研究論文は、この状況は憂慮すべきものだが、いくつかの措置を講ずることにより、その先行きは恐ろしいものではないとしている。 折しも、中国では5月に広東省でカドミウム汚染米が市場に流入し