日本人の塩分摂取量は、実は世界的に見ても高水準なのを知っていますか? なんとか摂取量を減らして生活習慣病を予防しようと、厚生労働省は2015年度から数値目標を今より1g下げて、より一歩踏み込んだ対策に乗り出しました。 先日NHKの番組「クローズアップ現代」でも取り上げられて話題になりましたが、いま、世界各国で減塩政策が進んでいます。 そんな中、米国医学研究所(IOM)から、「塩分摂取の数値目標にはエビデンスがない」「塩分量を制限しすぎることで健康に悪影響」などの見解が発表され、波紋が広がっています。 日本人は塩分とり過ぎ! 厚生労働省の「国民健康・栄養調査結果」によれば、成人の1日あたりの塩分平均摂取量は男性で11.3g、女性で9.6g(2012年)と年々、少しずつ減っているものの、依然として高いことがわかります。 また最新の研究結果では、平均摂取量は男性14g、女性11.8gという衝撃の