大間原発「建設取り消しを」=隣接地権者、経産省に 大間原発「建設取り消しを」=隣接地権者、経産省に 電源開発(Jパワー)による大間原発(青森県大間町)の建設工事再開問題で、原発の隣接地を所有する小笠原厚子さん(57)は10日、経済産業省に松宮勲経産副大臣を訪ね、建設許可を取り消すよう申し入れた。 小笠原さんは「危険な原発で、マグロで有名な自然豊かな地域を汚してほしくない。大間原発はまだ燃料棒が入っておらず、止めるには一番いい時期だ」と訴えた。これに対して、松宮副大臣は大間原発など着工を許可済みの3原発について「法律的に覆す手続きはない。最終的には原子力規制委員会が徹底的に安全性を判断する」と理解を求めた。(2012/10/10-16:10)