関連トピックス九州電力株主総会原子力発電所 熊本県苓北町が九州電力株3万株を購入する方針を明らかにした。3万株を6カ月保有すれば株主総会で議案提案ができる。町内には石炭火力の九電苓北発電所(出力合計140万キロワット)があり、田嶋章二町長は「法律上の権限に基づき、発言していきたい」と話している。 購入費用の2300万円を計上した一般会計補正予算案を10日、開会中の町議会に提案。可決されれば今月中にも購入する。町長は「税収面を考えても九電とは運命共同体。九電は、原発の停止で赤字体質になっている。つぶれてもらっては困る」などと語った。 九電の発行株式は4億7418万株で、0.88%にあたる417万株を自治体が所有。このうち宮崎県が380万株を占め、ほかに宮崎県都城市、日南市なども持っている。 関連記事東電筆頭株主に東京都 上位売却で 副知事は値上げ反対(4/11)原発こだわる九電 社長「