■住民の安全性は二の次、政府や電力会社と癒着するダメ学者 写真上:鈴木篤之原子力安全委員会委員長 写真下:班目春樹東大教授 *HPより そのほか、衣笠善博東京工業大教授、大竹政和東北大名誉教授、宮健三法政大客員教授 新潟県中越沖地震では、国や東京電力の想定以上の揺れが柏崎刈羽原発を襲い、一歩間違えれば周辺住民が惨事に見舞われていた。だが昨年、「電力会社が行ってきた方法では活断層を見落としかねない」と調査方法の全面的見直しを主張した地震学者の意見は、政府委員らに排除されていた。活断層の評価方法を緩くして立地を容易にしたい原発推進側の御用学者たちの責任を、見過ごしてはならない。 “ダメ原発御用学者”5人の名前は、鈴木篤之・原子力安全委員会委員長、衣笠善博・東京工業大教授、大竹政和・東北大名誉教授、班目春樹・東大教授、宮健三・法政大客員教授である。 ◇原発推進側の思惑 中越沖地震の震源となった活