遠隔操作されたパソコンからの犯罪予告事件の真犯人とみられる人物からのメールが1日未明、朝日新聞記者を含む20を超える報道機関や個人に届いた。発信元のアドレスは、昨年10月に都内の弁護士などに届いた犯行声明メールや、同11月に朝日新聞記者らに届いたメールと同じアドレスだった。 メールは「謹賀新年」というタイトルで1日午前0時19分に届いた。メールでは「新しいゲームのご案内」として、「添付のパズルを解くと先着1名様限定」で「私からの長文のメッセージ(これまで頂いたメールへの解答などFAQ形式)」などが自動的に入手できるとし、「マスメディアの方はスクープのチャンスです」と記している。 また、「このメールはすぐに警察には知らせない方がいいです。今回のゲームは死ぬとか殺すとかの犯罪的な要素は一切無い」としている。