2.「次世代ビッグデータ技術」の概要と適用分野 (1)これまでのビッグデータ処理基盤「Jubatus」について これまでNTTの研究所とPFIは、2011年よりビッグデータ処理基盤「Jubatus」の共同開発を推進してきました。Jubatusとは、Hadoop等の既存ビッグデータ処理技術に比べて、リアルタイム性と深い分析とを併せ持つ世界初のリアルタイムビッグデータ処理基盤技術であり、ビッグデータ活用に寄与する共通財産として、オープンソースソフトウェアとして公開しています。 (2)開発を目指す「次世代ビッグデータ技術」について 今後おとずれる「IoT」時代においては、大規模かつ広域に分散した大量のセンサやネットワークから超ビッグデータ(デバイス数は数百億、全体でゼタバイト級=1ゼタバイト=1兆ギガバイトの超ビッグデータ)が生み出されるため、クラウドに至るネットワークで大きな輻輳を招いたり、デ