ワーキングマザーが「小1の壁」を痛感する年度初め 4月に小学校へ入学されたお子さんをお持ちの方々、おめでとうございます。うちの小6末っ子が班長を務める地区の集団登校班にも、4人の新1年生が入ってくれました。ピカピカのランドセルで大きな荷物。心配そうに見送るお母さんの姿は、毎年変わりません。 この時期、ワーキングマザーにとってはたいへんな季節。放課後の子どもの預け先が見つからなければ、働き続けることが困難になります。これを「小1の壁」といいます。小学生は、学校から帰ってくるのが15時ころ。共働きの親が会社から帰ってくるのが20時だとすると、子どもは自分で家の鍵を開けて5時間ほど留守番することになります。「以前は小学生になると1人で留守番をしていた」という意見も聞きますが、核家族化が進み、地域のつながりも薄れ、子どもの安全性を確保することが難しくなっている今では、小学校低学年の子どもを1人で留