ロシアのプーチン大統領は、バングラデシュのハシナ首相との首脳会談で、5億ドルを融資してバングラデシュで初めてとなる原子力発電所の建設に協力することで合意し、アジアへの原子力発電所の売り込みに力を入れています。 プーチン大統領はモスクワを訪れたバングラデシュのハシナ首相と15日、クレムリンで首脳会談を行いました。 会談後の記者会見でプーチン大統領は、バングラデシュで初めてとなる原子力発電所の建設をロシアの国営企業が請け負うとともに5億ドル(日本円でおよそ440億円)を融資することで合意したことを明らかにしました。 計画では、バングラデシュの首都ダッカから200キロ離れたところに、出力100万キロワットの原子炉を2基建設することにしており、2020年の完成を目指して来年初めに着工するということです。 プーチン大統領は、「最新の技術だけでなく、融資も供与する」と述べ、計画の実現に果たすロシアの役