東日本大震災で、宮城県石巻市の私立「日和(ひより)幼稚園」の送迎バスが津波に巻き込まれた事故を巡り、死亡した園児4人の両親が運営法人と当時の園長を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、仙台地裁であった。
東日本大震災で、宮城県石巻市の私立「日和(ひより)幼稚園」の送迎バスが津波に巻き込まれた事故を巡り、死亡した園児4人の両親が運営法人と当時の園長を相手取り、損害賠償を求めた訴訟の判決が17日、仙台地裁であった。
原発事故の3か月後の2011年6月、「郡山市内は放射線量が高くて危険」「安全な地域で教育を受ける権利がある」などと、福島県郡山市を相手どって郡山市在住の小中学生14人(法廷では親が代理人)が裁判を起こした。 すでに二審にまで進んでいるその訴えの中心は、子供たちを安全な地域へ「集団疎開」させることだ。 国や市も除染活動を進めているが、福島に住み続けるとどれだけ被曝するのか正確な数字が誰にもわからない今、郡山市民に話を聞くと、「今は安全」と答える人が多いようだ。 1才児の母親でお腹に9か月の赤ちゃんがいる郡山市在住の女性(32才)も現在の心境をこう明かす。 「放射能のことは全然気にしていません。たばこのほうがよほど問題という話もありますよね。私は子供を連れて散歩するし、地元の野菜を食べさせています。出産の不安もまったくありません」 穏やかな顔でこう話す一方、「疎開裁判」についてたずねてみると、
わいせつな行為をされたとして、当時10歳11カ月だった女児が、母親の交際相手の男を告訴した強制わいせつ事件の差し戻し審の判決が14日、富山地裁であった。藤田昌宏裁判長は差し戻し前の一審判決とは逆に、女児は処罰を求める意思を十分示しており、告訴能力はあったと認定。別のわいせつ事件と合わせ、男に懲役14年(求刑懲役18年)を言い渡した。 男は住所不定、無職田中実被告(43)。藤田裁判長は判決で、学業成績などにみる女児の知的能力などから、告訴能力はあったと判断。さらに2011年4月から6月にかけての、女児の姉(当時15)への準強姦(ごうかん)事件2件と、親族から告訴があった、女児に対する別の強制わいせつ事件1件などについても「倫理観の欠如や反社会性は甚だしく、被害者らの心の傷は深い」として、有罪と認定した。 今年1月の差し戻し前の一審・富山地裁判決は、女児は幼く、告訴の意味を理解していなかっ
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