発達障害、支援態勢を強化 東京・八王子市教委 【岡田昇】小、中学校で発達障害と診断される子どもたちが増えていることを受け、東京都八王子市教委は支援態勢の強化に乗り出した。7年前に作った特別支援教育推進計画を見直し、3年の目標期間に特別支援学級の計画的な配置や教員研修の充実などを盛り込んだ第2次計画をスタートさせた。 文部科学省が昨年、全国の公立小中学校を対象に無作為抽出調査をしたところ、6・5%の子どもが発達障害の可能性があると分析された。八王子市でも発達障害とみられる子どもの数は増加傾向にある。小、中学校の求めに応じて心理士が行う巡回相談は12年度、807件で、08年度と比べてほぼ倍増した。 発達障害のある子ども向けの特別支援学級の人数も増えている。昨年度までに小学校10校、中学校6校に設けられ、小学生は07年度の174人から11年度には281人に、中学生も36人から82人に増えた。普段
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