【バレッタ=森本学】欧州連合(EU)とアフリカ諸国は12日、マルタの首都バレッタで開いた首脳会議で、地中海を渡って欧州を目指す難民・移民の人数を抑制するため緊密に協力する行動計画をまとめた。EUが最低でも18億ユーロ(約2400億円)の基金設立を決めたほか、2016年末までにEUによるアフリカ奨学生を倍増させたり、密航業者を取り締まる合同捜査を試行する。一方、アフリカ側は非正規移民の欧州からの送
中東などから地中海を渡って難民や移民がヨーロッパに流入している問題でフランスのオランド大統領は、ドイツのメルケル首相と共に、多くの難民らが到着するギリシャとイタリアに難民の登録手続きを行う拠点施設を整備するとともに、EU=ヨーロッパ連合の加盟国すべてで難民の受け入れを分担する仕組みを構築したい考えを示しました。 それによりますと、中東やアフリカから多くの難民らが流入するギリシャとイタリアに、シリアをはじめ、紛争地から来た難民の登録手続きを行う拠点施設の整備をドイツのメルケル首相と進めていくことで合意したとしています。 そのうえで、EUの加盟国すべてで、難民の受け入れを分担する一方で、ヨーロッパに渡る正当な理由がない移民については母国に送り返すとしています。 オランド大統領は、「メルケル首相と共に、この仕組みを恒久的なものにするとともに加盟国に義務づけたい」と述べ、今月14日にEUが開く緊急
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