inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 アーモンドやクルミ、ピスタチオなど、ナッツ類の国際価格が軒並み高騰している。 今年1月に入ってからの米カリフォルニア州産のテーブルナッツ用アーモンドの価格は、1ポンド(約450グラム)4ドルを越え、前年同期と比べて約2割上昇。クルミやピスタチオの価格も連動して上がっており、「かつてない大幅な値上がりに業界全体が慌てふためいている」(中島洋人・日本ナッツ協会会長)ほどだ。 ナッツ類のほとんどを輸入に頼る国内市場では、急激な円安も相まって今後さらなる値上がりは避けられそうにない。 それでも商社やナッツ類を使用する製菓メーカーらは、こぞって“買い”に走っている。近年の価格高騰を受けて、「もはやこの価格が底値ではないか」(輸入商社関係者)との
![健康志向にファンドも群がり価格が高騰 ナッツ市況異変を操る投機マネーの正体](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2e8c9ea256bc79c6baf37bd4ab9d97c938563051/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdol.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F4%2F-%2Fimg_f46f07d209b261514a8de78fc5d79ce8354287.jpg)