2050年には世界の60歳以上の人口が20億人を超え、15歳未満の人口を初めて上回る、との予測を国連人口基金(UNFPA)が1日、明らかにした。衛生状態の改善などで、社会保障制度の整備が遅れる発展途上国でも高齢化の速度が増しており、報告書は各国に社会保障サービスの充実を促している。 UNFPAのオショティメイン事務局長が国際高齢者デーのこの日、報告書「21世紀の高齢化」を東京都内で発表した。 それによると、60歳以上の世界人口は12年現在で8億1千万人で、全人口の約12%。今後10年以内に10億人に達し、50年には20億人を超えて世界人口の22%を占めるようになると予測した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら