ミズノの発熱素材「ブレスサーモ」を使った下着などを扱う期間限定の特設売り場=今月7日、JR品川駅構内 スポーツ用品メーカーが、日常利用向けの「あったか衣料」の売り込みに力を入れている。スキーや登山など厳しい気候で着るウエアで培った技術を生かした高機能下着やダウンジャケットが好評だという。 ミズノはこの秋、保温性の高い日常用下着「ブレスサーモ エブリ」を発売した。「ブレスサーモ」は体から出る水分を吸収し、発熱する独自の素材。1994年のリレハンメル冬季五輪向けのスキーウエアで中綿に採用して以来、雪山登山向けのシャツやタイツなどを販売してきた。 「エブリ」はふだん使いのために薄手で軽くした。長袖シャツで希望小売価格1995円(税込み)。ユニクロの人気商品「ヒートテック」などに比べるとやや高額だが、「吸湿発熱」の機能を売りにしている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録