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文学に関するyucoのブックマーク (53)

  • 私は光源氏が嫌いだった - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

    はじめて源氏物語を知ったのは与謝野晶子訳だったような気がする。母親がもっていた、現代語訳の日古典選集みたいなものがあって(筑摩書房あたり)、それに収録されていたのだった。夏休みの最中に突然引越しが決まって、その荷物の出し入れで奥にしまいこまれていたが幾つか出てきて、学校がはじまるまでの間の暇をなぐさめていた。 源氏物語というものがあることは知っていた。小学六年生のときだから、あるいは学校で歴史の時間に習ったのか(当時、小学校の六年の社会は、公民と日史を混ぜたような内容だった)、それとも別ので読んだのか。与謝野は随分とすでに古風な文体ではあったが、それほど抵抗なくするりと読むことが出来た。ただ、やはり、宇治十帖などは複雑に過ぎて、その面白さがわかったのはだいぶん後になってからだった。 それで、話は波乱万丈で、いくつか贔屓の登場人物も出来て、たいそう面白く読んだのだが、わたしは主人公で

    私は光源氏が嫌いだった - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
  • 謎に包まれた伝説の作家J・D・サリンジャー、90歳に 国際ニュース : AFPBB News

    米ニューヨーク(New York)で開催された競売大手サザビーズ(Sotheby's)のオークションに出品された、米作家J・D・サリンジャー(J.D Salinger)氏が18歳のジョイス・メイナード(Joyce Maynard)さんに送った直筆の手紙14通。子どもの学費をつくるためメイナードさんが競売にかけたもの。(1999年6月22日撮影)。(c)AFP/SOTHEBY'S 【1月2日 AFP】代表作『ライ麦畑でつかまえて(The Catcher in the Rye)』で知られる、謎に包まれた伝説的作家J・D・サリンジャー(J.D. Salinger)氏が1日、90歳の誕生日を迎えた。 1965年に米誌ニューヨーカー(New Yorker)誌に掲載された『ハプワース16、1924年(Hapworth 16: 1924)』を最後に同氏は新作を出していない。インタビューも1980年にボス

    謎に包まれた伝説の作家J・D・サリンジャー、90歳に 国際ニュース : AFPBB News
    yuco
    yuco 2009/01/04
    まだ生きていたのね。51歳で18歳と交際とは。
  • 『〈盗作〉の文学史』 著者、栗原裕一郎に聞く 糾弾でも擁護でもなく (1/2ページ) - MSN産経ニュース

    『〈盗作〉の文学史』 著者、栗原裕一郎に聞く 糾弾でも擁護でもなく (1/2ページ) 2008.12.18 08:06 これまでに新聞や雑誌で報道された文学作品の盗作騒ぎについてまとめた『〈盗作〉の文学史』(新曜社)がじわじわと売れ行きを伸ばしているという。数々の盗作について資料を収集し、検証を加えていった原稿用紙にして約900枚の労作。この1冊を読めば古今の盗作騒動のすべてが分かる、と言ってもいいだろう。「盗作大全」として読めると同時に、マスメディア論、文芸評論としても楽しめる読み物になっている。著者で、評論家の栗原裕一郎さん(43)に聞いた。 「(盗作は)『首尾の程度』に還元されうる、質的にしょぼい問題」。そんな序文で始まる書は、明治期から、今年のはじめまでの盗作騒動を取り上げている。調査は平成16年暮れから始めた。資料を渉猟し、調べられるものは徹底的に調べた、と振り返る。 「割

  • 日本の外国文学研究が滅びるとき - 内田樹の研究室

    水村美苗さんの話題作『日語が亡びるとき-英語の世紀の中で』を鹿児島への機内で読了。 まことに肺腑を抉られるような慨世の書である。 『街場の教育論』で論じた日教育についての考えと通じるところもあり、また今書いている『日辺境論』の骨格である、日はユーラシア大陸の辺境という地政学的に特権的な状況ゆえに「政治的・文化的鎖国」を享受しえた(これは慶賀すべきことである)という考え方にも深いところでは通じているように思う。 とりわけ、「あらまあ」と感動したのは、「アメリカの植民地になった日」についての考察である。 明治維新のときに欧米帝国主義国家がクリミア戦争や南北戦争や普仏戦争で疲弊していなければ日は欧米の植民地になっていただろうということを言うひとは少なくないが、「植民地になって150年後の日」についてまで SF 的想像をめぐらせた人は水村さんをもって嚆矢とするのではないか。 「たと

  • ある種の、たとえば恋愛関係の質みたいなものが - finalventの日記

    語や、近代という背景に結びついているのかどうかは、わかりそうでわかりづらい問題で、いや、よくわからない。 漱石のこころや明暗など、百年以上も経つのに、かなりの日人の人生の経験の質に呼応してくる。 たぶん、あの小説を、かなり上手に翻訳しても、欧米人には理解不能なのではないか。 あるいは、現代日の萌え文化みたいのを経由すると可能なのか。とか思うのは、めぞん一刻の情感とはが現代の欧米人でもわかる人にはわかるだろうし、あそこから漱石の情感に繋がるのはもう一歩のようにも思う。 私は小林秀雄が好きでよく読んだが、彼は彼で女とか友情とか家とかいろいろ悪戦苦闘はしたが、漱石文学の質感とはうまくあっていないように思えた。小林という人は漱石がなぜこんな小説を書いたのかまるで理解できてなかったのではないか。 それはそれとして。 村上春樹やよしものばななの文学は、そのまま欧米にも通じている。よい翻訳者を得

  • Amazon.co.jp: 源氏物語 (第1巻) (ちくま文庫 お 39-4): 紫式部 (著), 大塚ひかり (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 源氏物語 (第1巻) (ちくま文庫 お 39-4): 紫式部 (著), 大塚ひかり (翻訳): 本
  • asahi.com(朝日新聞社):岐路に立つ「同人誌」 「文学界」で「評」打ち切りに - 出版ニュース - BOOK

    岐路に立つ「同人誌」 「文学界」で「評」打ち切りに2008年11月11日最後の「同人雑誌評」が載った「文学界」12月号 半世紀以上にわたり、全国の同人誌に掲載された小説を取り上げてきた「文学界」(文芸春秋)の名物欄「同人雑誌評」が、7日発売の12月号で打ち切りとなった。同人の高齢化が進み、寄せられる同人誌が激減したためという。文芸誌の中で同人誌を定期的に紹介していたのは「文学界」が唯一で、かつては多くの作家が輩出した同人誌の役割が岐路に立たされている。 「文学界」の「同人雑誌評」は1951年に始まり、無名の新人や地方の作家の作品を紹介してきた。55年には「太陽の季節」に先駆けて石原慎太郎氏が「一橋文芸」に発表した「灰色の教室」を〈今月第一の力作〉と激賞。60年には柴田翔氏が同人誌「象」に発表した「ロクタル管の話」を高く評価するなど新進作家を発掘してきた。 執筆は4人の評論家が交代でつとめ、

  • それを個性とはよばない - 北烏山だより

    中学で国語を教えていたころ、時折、保護者から言われた。 「うちの子は個性的なので、先生の読みとはちがっていて、テストで○がもらえなくて」 そのたびに、それは個性とはよばないのです、誤読しているのです、と思った。 いうまでもなく、ここで言っている「先生の読み」とは、 この作品はここで感動しなくちゃいけない、とか、 ここからこういう道徳的な価値を見出さなくちゃいけない、という話では断じてない。 この作品は、当然、こう読めなくてはいけない、ということは、 たとえ文にハッキリ書いていなくても、厳然としてある、とわたしは思っている。 そこのところが読み取れていない、ということは、 国語力、読解力が不足している、ということなので、 そこでとんちんかんなことを言うのは、「個性」でもなんでもない。 そういう部分に対して、 「なるほど、おもしろい見方だね」と言って肯定していくことは、教育ではない。 それが

    それを個性とはよばない - 北烏山だより
  • 十時間連続公開シンポジウム開催! - 早稲田文学編集室はてな出張所

    来る10月19日(日)、早稲田大学国際会議場にて、十時間連続公開シンポジウム「文芸批評と小説あるいはメディアの現在から未来をめぐって」をおこないます。 当日は、東浩紀氏をはじめ、数多くの批評家・作家の方々をむかえ、四部構成のプログラムでの進行を予定しております。 当シンポジウムは十時間すべて一般公開いたします。入場無料、お申し込みは不要です。ご来場お待ちしています。 **10月18日、ポッド3出演者に千野帽子氏を追加 **10月16日、出演者に大澤真幸氏を追加 *10月10日、プログラム、開始時間を修正 早稲田文学主催 十時間連続公開シンポジウム 文芸批評と小説あるいはメディアの現在から未来をめぐって ■概要 文芸批評の凋落がささやかれるなか、第一線で活躍する批評家・作家たちが集い、入り乱れ、小説と批評の未来について徹底討議。 ■出演(敬称略)(※10月6日現在) 東浩紀/宇野常寛/大森望

    十時間連続公開シンポジウム開催! - 早稲田文学編集室はてな出張所
    yuco
    yuco 2008/10/09
    十時間てすごいな
  • 物語の類型 - Wikipedia

    この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。他の出典の追加も行い、記事の正確性・中立性・信頼性の向上にご協力ください。 出典検索?: "物語の類型" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2018年10月) 物語の類型(ものがたりのるいけい)とは、類似の物語をカテゴライズしたものである。 概論[編集] 人が接する数々の物語には類似のものが多く認められ、こうした物語を類型として捉えることは各ジャンル内で、あるいはジャンルを跨って多く行われてきた。ただし、物語の類型化には様々なアプローチがある。物語に登場する人物類型によるもの、物語を構成するモチーフによるもの、物語の構成そのものであるプロットによるもの、物語のストーリーによるもの、物語の表現様式によるものなどであるが、多くの場

  • 瀬戸内寂聴さん:名前を隠して初のケータイ小説 - 毎日jp(毎日新聞)

    第3回日ケータイ小説大賞授賞式でぱーぷるの正体が自分であることを話す瀬戸内寂聴さん=東京・パレスホテルで2008年9月24日、根岸基弘撮影 文化勲章受章作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが、86歳にしてケータイ小説に初挑戦、ケータイ小説サイトで名前を隠して書き上げたと24日、発表した。「ぱーぷる」のペンネームで、女子高生ユーリのいちずな恋を描いた「あしたの虹」。10代、20代の女性たちが等身大の物語を書き、女子中高生が読者の中心というケータイ小説に、大物作家が切り込んで、大きな注目を浴びそうだ。 「あしたの虹」は携帯電話で読むケータイ小説サイト「野いちご」で5月に掲載スタート。今月10日に完結した。横書き、短い簡潔な文章、若者言葉など、今までの瀬戸内文学とはまるで異質の作品になっている。今年は源氏物語千年紀でもあることから、源氏の現代語訳で知られる作家らしく、主人公ユーリが恋する相手の名を「ヒカ

  • 一般に旬は秋だといわれるが冬に喰ってもカボチャはうまい - 懐手して天体観測

    『リバーズ・エッジ』の終盤に「この街は悪疫のときにあって」ではじまる、とても、とても素敵な詩がある。作者はウィリアム・ギブスン。そうあのサイバーでパンクなSF作家のウィリアム・ギブスン。『リバーズ・エッジ』を読むまで、彼が詩を書いていたと知らず、いやそもそもそこに引用された詩とギブスンという名前が、あのギブスンと繋がらず、友人に教えられて驚いたことを覚えている。その後、ネット上にあった(ある)「八脚の蝶」で、この詩には三つのパートがあるということ、詩集があるわけではなくロバート・ロンゴという人の写真集に収録されているということ、そのは京都書院という版元からでていたということ、などを知り、読んでみたいとは思ったものの、版元は倒産し、現在は手に入らない、というようなことが書かれていた。ただ幸いなことに「八脚の蝶」に三つのパートすべての和訳が引用されていて*1、それを読み満足していた。さて

    一般に旬は秋だといわれるが冬に喰ってもカボチャはうまい - 懐手して天体観測
    yuco
    yuco 2008/09/24
    『リバーズ・エッジ』に載っていた詩
  • Amazon.co.jp: 心変わり (岩波文庫): ミシェル・ビュトール (著), 清水徹 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 心変わり (岩波文庫): ミシェル・ビュトール (著), 清水徹 (翻訳): 本
  • 東京紅團 (東京紅団)

    東京を歩いてみると、思い がけない所に歴史文化の痕跡をみつけることができます。目まぐるしくかわる東京を季節の風景も交えて紹介します 「小林秀雄の世界」 の二回目として大阪・奈良を歩きます。長谷川泰子に「出て行けっ」と言われ、小林秀雄は関西に向かいます。関西では知り合いの大阪谷町にある日蓮宗のお寺に滞在しますが、長くは続かず、京都から奈良の志賀直哉邸に向かいます。 『 小林秀雄の世界 大阪・奈良を歩く 』 です。暫定版 ※写真は高見澤潤子さんの「兄 小林秀雄(新潮社版)」です。 ●芥川龍之介 ├生誕から府立三中まで ├一高から東京帝大時代 ├鎌倉・横須賀を歩く ├京都を歩く-1- ├大阪を歩く-1- └田端を歩く ●浅見光彦 │  -西ヶ原 ・王子を歩く- ├上中里駅から一里塚まで ├滝野川署から西ヶ原まで └飛鳥山公園から王子駅まで ●池波正太郎 昔の味散歩

  • 世界文学オタが非オタの彼女に世界文学世界を軽く紹介するための10作 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10 便乗。ツッコミどころ満載。 まあ、どのくらいの数の世界文学オタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、 「オタではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない文学の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」 ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、世界文学のことを紹介するために見せるべき10を選んでみたいのだけれど。 (要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女に世界文学を布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として) あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う5分冊、10分冊の作品は避けたい。 できれば1巻、長くても上中下三巻にとどめたい。 あと、いくら文学的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。 古典好きが『イリアス』は

    世界文学オタが非オタの彼女に世界文学世界を軽く紹介するための10作 - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう
  • 海外作家130人ソート - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう

    http://homepage3.nifty.com/syosei/foreignnovelsort.html というわけでラノベ作家140人ソートに倣って作ってみた。古典作家が中心で現代作家も多少入れてある。 時間があるときに気楽にやってみてください。 あ、イプセン入れるの忘れてた。あとで追加版作ろうかな。 7/12 イプセン、ストリンドベリ、オーウェル、カズオ・イシグロ、ヘンリー・ジェイムズ、バラード、ヴォネガット、フィリップ・クローデル、アゴタ・クリストフ、チュツオーラを追加した改定版作成。これ以上増やすと時間がかかりすぎるので、次に改定するときは誰か削らないとな……。 ちなみに私の結果はこんな感じ。 1 ユゴー 2 莫言 3 羅貫中 4 ゴンチャロフ 5 ドストエフスキー 6 ブルガーコフ 7 ゾラ 8 バルザック 9 ホフマン 10 デュマ・ペール 11 ハインリヒ・マン 12

    海外作家130人ソート - 書物を積む者はやがて人生を積むだろう
  • 『観光』ラッタウット・ラープチャルーンサップ著、古屋美登里訳(早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「帯はむずかしい」 数年前、ローレンス・ノーフォークの『ジョン・ランプリエールの辞書』〈上〉・〈下〉の邦訳が出たとき、帯のキャッチコピーは、「エーコ+ピンチョン+ディケンズ+007!」というものだった。昨年、長年待ち望まれていたアラスター・グレイの『ラナーク』が出たときのキャッチコピーは「ダンテ+カフカ+ジョイス+オーウェル+ブレイク+キャロル+α+….」だ。2作は出版社がちがうが、装丁者は同じ中島かおるさん。このコピーの類似が偶然とは思わない。作家名をだいぶ水増ししたうえ、αを付け加え、それでも足りなくて「…」まで入れているのが可笑しい。 あまり知られぬ作品を紹介するとき、名作になぞらえるというのは、編集者がよくやる手である。フィリピン系英語作家テス・ウリザ・ホルスの『象がおどるとき』〈上〉・〈下〉は、「アジア版『百年の孤独』」というコピーだった。日軍がフィリピン

    『観光』ラッタウット・ラープチャルーンサップ著、古屋美登里訳(早川書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • スタンダール終了のお知らせ(『赤と黒』の翻訳批判テキストについて) - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    見出しはホッテントリメーカーで作りました。17users(推定)。 以下の記事が出たわけですが、 →「スタンダール『赤と黒』 新訳めぐり対立 「誤訳博覧会」「些末な論争」」・アート‐アートニュース:イザ! スタンダール『赤と黒』 新訳めぐり対立 「誤訳博覧会」「些末な論争」 「まるで誤訳博覧会」−。光文社古典新訳文庫から昨年刊行されたスタンダールの『赤と黒』について、誤訳が数百カ所にのぼり、全面的な改訳が必要だと批判する書評が、スタンダールを研究する専門家でつくる日スタンダール研究会の会報に掲載された。 新訳文庫の訳者は東京大学大学院准教授の野崎歓氏で、これを手厳しく批判したのは立命館大学教授の下川茂氏。 「『赤と黒』の新訳について」と題した下川氏の書評は「前代未聞の欠陥翻訳で、日におけるスタンダール受容史・研究史に載せることも憚(はばか)られる駄」と同書を断じ、「訳し忘れ、改行の

    スタンダール終了のお知らせ(『赤と黒』の翻訳批判テキストについて) - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 【本】 徳田秋声と山田順子の恋 1 〜彼女がモテる理由 | 放蕩娘の縞々ストッキング!- BLOG

    先日、家族で石川県に行って来ました。私は生まれも育ちも関東ですが、両親がともに石川県出身なので、血縁的には「北陸の女」。って、演歌みたいで、自分としては結構お気に入りです。北陸の女。たとえ男に捨てられてもネチネチ恨んだりガシガシ追いすがったりせず寂しげに日海を見つめている……そんなケナゲでハカナゲなイメージ、ないですか(笑)? まぁ、そんなふうに見つめる日海には、断崖絶壁の上からよく人間が突き落とされちゃってたり(松清張の『ゼロの焦点』『鬼畜』)、海沿いの道を超ド級の不幸を背負った親子がさまよっちゃってたり(松清張の『砂の器』)、そんなセイチョーの唇並みにぶ厚めなイメージもガッシリあるんですけどねー。 毎年、祖父母の家に行ったあとは、必ず金沢にも寄ることにしています。金沢は明治期の文豪を多く排出していて、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星などのメンツが、金沢出身だったりします。そんなわけで

    【本】 徳田秋声と山田順子の恋 1 〜彼女がモテる理由 | 放蕩娘の縞々ストッキング!- BLOG
  • Amazon.co.jp: 近代日本文学案内 (岩波文庫 別冊 19): 十川信介: 本

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