東京・駒込の産業技術総合研究所(文京サイト)において3日、フリーソフトウェア開発者が集まるプログラミングイベント“CodeFest(コードフェスト)日本2005”が開催された。主催はFSIJ(特定非営利活動法人 フリーソフトウェアイニシアティブ)。会期は4日までの延べ2日間で、参加者の多くは、それぞれのプログラミング技術について夜通し語り合う、熱い一夜を過ごした。 CodeFestとは、普段はインターネット上で共同開発を行なっているフリーソフトウェアの“ハッカー(※1)”が一ヵ所に集い、ソースコードを持ち寄って頭を突き合わせて議論し、開発を進めるイベントのことである。日本では今回が初の開催となるが、今年2月には韓国で、3月には中国・北京でCodeFestが開催されている。 ※1 ハッカー ここで言うハッカーとは企業のウェブサイトを改ざんするような“悪意のある者”ではなく、優れたプログラマー