平均寿命くらいまで生きるのであれば、頭脳も気力も体力も、普通はどこかで必ずピークを迎え、下り坂を降りていくことになります。 なるべくピーク付近に留まる努力をしたり、下り坂を降りるペースをある程度遅くすることは可能かもしれませんが、ほぼ確実に「二度と戻れないピーク」というものがあるはず。 そこを過ぎた後は下り坂が続くだけです。 気力や体力のような身体的なことではなく、仕事や趣味などであれば、ピークを人生の終盤に近いところへ持っていける人も稀にいるでしょうが、それでも下り坂はあるはずです。 BOØWYや山口百恵、中田英寿のように歌手やスポーツ選手としてのピーク時と思われるところでスパッと引退した人も、その後の人生は続いています。 いま振り返ってみると、私も体力的なピークは20代後半か30代初めくらいだったように思います。その後は、筋力は衰えていなくても関節の怪我が増えたり、疲労の回復に時間がか
