遺伝子を効率よく改変するゲノム編集研究の第一人者で米ブロード研究所のフェン・チャン主任研究員は、エボラ出血熱やジカ熱の早期診断技術を開発したことを明らかにした。ウイルスの遺伝情報が…続き 受精卵のゲノム編集、なぜ問題 優生思想と表裏一体 [有料会員限定] ゲノム編集食品 販売容認、条件満たせば安全審査なし [有料会員限定]
最近、マイクロソフトに関して3つの大きな話題があった。第1はヤフーに対する買収提案、第2はソフトウェアについての情報公開、そして第3は欧州委員会から巨額の罰金を科された事件だ。 この一見、無関係に見える3つの出来事には、1つの共通点がある。それはマイクロソフトが、インターネットによって生じた大きな変化に追いついていないのではないかという危機の兆候だ。 ヤフーが必要な理由は「多様性」 2月初め、マイクロソフトはヤフーに対して約446億ドル(4兆6000億円)で同社の買収を提案した(関連記事)。これは敵対的なものではないが、ヤフーが拒否したため、マイクロソフトがTOB(公開買い付け)をかけて敵対的買収を行なう可能性もある。 しかし今回の買収が成功すると見る専門家は少ない。買収提案から1ヵ月で、マイクロソフトの株価は20%近く下がった。ヤフーはサービス業だから、その最大の資産は人材であり、これは
少し前にアップされた、itproの梅田ーまつもと対談の第二弾の中に、非常に印象に残るやりとりがありました。少し長くなりますが、引用します。 梅田 それをやってやろう,と思うときのモチベーションというのは何なんでしょう。そこに山があるから登るという感じ? まつもと 新聞を開けたらそこにクロスワードパズルがあったというのと同じですね。 梅田 パズルなんだ! まつもと 新聞に載ってるクロスワードパズルですから,やってもやらなくてもいいわけですよ。でもやれば,ある一定時間,知的な満足感が得られるわけじゃないですか。 それと同じことがオープンソース・プログラマにもあって,メーリングリストを読んでると問題が書いてあるわけですよね。で,「お,これ,きっと直せる」と思って,ソースコードを読んで10分か15分やってみると直せる。 梅田 そうすると使命感ではないわけですね。 まつもと 使命感ではないですね。楽
本日のエッセイは、最近気になる経済ニュースについて、僕なりの「見方」を。 <(米)Yahoo!とその恋人たち> Yahoo!を取り巻く環境は、このところ膠着(こうちゃく)状態が続いています。 Yahoo!のCEOであるジェリー・ヤンは、同社の業績に対して悲観的なアナウンスをしていましたが、Microsoft(MS)からの買収提案を受けると一転、(過去、数か月の平均株価より高い買収価格をMSが提示したにもかかわらず)、「(買収価格が)安すぎる!」と主張。 (MSによる買収に経済的合理性を感じる)Yahoo!株主からは、訴訟が発生する可能性が高まっています。 また、この買収提案に便乗する形で、News Corp、SoftBank、Googleなどの存在も浮き彫りになりました。 一方、ネットビジネスに挑戦するも成果を上げられていないMSは、Yahoo!に限らず、ネットで成功を収めているSNSなど
きのうヤフーとグーグルの(間接的な)関係者と話したら、当然のことながら、今度の買収の話題が出たが、みんな一様に否定的だった。クビになったテリー・セメルのおかげでぐちゃぐちゃになったヤフーを、また62%ものプレミアムで(借金までして)買おうって、ビル・ゲイツはどうかしたんじゃないの? 古川享氏もいっているように、孫正義氏がヤフーのスタートアップの際、ゲイツに相談したとき買っていれば、数百万ドルですんだのに・・・ NYタイムズの社説まで、「この買収はどうせ失敗するから、規制当局はほっておけ」と冷たい。経済学的に考えると、MSの戦略は一時代古い。製造業なら、物的資産の所有権によって被買収企業をコントロールできるが、ネット企業の不可欠資産は物的な工場ではないからだ。たとえば、かつて世界最大級の広告代理店だったサーチ&サーチが1995年に創立者のサーチ兄弟を追い出したとき、彼らが仲間を引き連れて新し
グーグルまたはヤフーが自社のWebメールユーザーの巨大なネットワークをソーシャルネットワーク化して、ユーザーが個人のプロファイルを表示したり、ほかのユーザーと交流したりできるようにしたら、一夜にしてFacebookやMySpaceの強敵になるだろう。 そうなればグーグルまたはヤフー、あるいはその両方は、瞬く間に大手ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)よりも大きなユーザー基盤を手にし、IBMのSNSソフトLotus Connectionsのように電子メールプラットフォーム基盤の強みも持つことになる。 このアイデアはヤフー幹部が示したものだ。この幹部は同社がYahoo! Mailをよりソーシャル化して価値を高める方法を検討していることをニューヨークタイムズに明らかにし、アナリストの間で憶測を呼んだ。 ヤフーのコミュニケーション・コミュニティ担当上級副社長ブラッド・ガーリングハウス氏は、
2007/02/19 新しい技術やサービスが次々に登場し、技術者はうれしかったり、戸惑ったり。目新しさばかりに注目してしまいますが、その技術やサービスが登場した背景にはどんな意味や文脈があるのでしょうか? IT業界で幅広い経験を持つ酒井裕司氏がITのいまと今後を解説します。 「Yahoo! Pipes」の出来栄えがなかなかイイ。 ちょうど数週間前にサイボウズラボの某氏とJapanizeやPlaggerに関する話をしつつ、「コンシューマージェネレイテッドテンプレート」みたいな、Plaggerよりもっとライトなユーザーが仕組みを作れるコンテンツとプログラミングの中間段階のマッシュアップ環境が出来たらおもしろいよねと話していたこともあり、Pipesを見たときは「そーそー、こんな感じよ。考えることは一緒だなぁ」といたく感じ入ったものである。 某氏との会話では、Simile Projectを引き合い
ブログで情報を発信していても、Googleを使いにくいと感じるねじれ 一昨日、世話になっている方の自宅に招かれた折、大学生と高校生のご子息とウェブの話をする機会があった。youtubeの動画をローカルにダウンロードする方法をおもむろに訊かれて、はてブの人気エントリーからそれらしいページを掘り出して講師ヅラをして帰ってきたのだが、ブログと検索エンジンの使い方に関して興味深い話を聞けたので書き留めておきたい。 兄はライブドアで、妹はgooでブログを開設しているとのこと。若い世代とブログの話ができる、と嬉しくなり、思わず「”はてな”って知ってる?」と水を向けると「はてなって、なに?」との答え。まあブログサービスとしてはまだ中堅止まりだから知らないのも止むなしか。ならGoogleを引き合いに出してGoogleの日本版みたいなものを目指している会社なんだよと説明すればわかりやすいかと仕切り直して「G
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/20060603/p1 ニッポンでGoogleは一般化するか?なんてタイトルでエントリを書いたものの、エントリの何処にも『ニッポン』が出てこなかったこのていたらく...orz で、何でニッポンと限定したかというと、日本人って今もらってる情報で満足しちゃってる人、多くない?と思うからなのだ。これは全くの個人的感覚であり何ら裏付けるデータはないのだが、疑うことを知らないというか、皆で同じような情報を共有していたらそれ以上を求めないというか、体質的にロングテールの端っこのほうに興味が無いというか... 何といったらいいものかわからないが、一言でいえば 別にYahooでいいじゃん、不自由しないよ? というのがニッポンのネットユーザ多数派の意見なのではないかと。勿論技術的にはGoogleのほうが検索でもMAPでも先を行っているとはいえ、日本人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く