ライブドア捜査が進み、大がかりの粉飾決算の疑惑が明らかになるにつれ、その様相を米国で起こったエンロン事件に似ていると指摘する報道も、数多く見られるようになりました(米国の「ライブドア」 エンロンに再び注目)。エンロン事件では、同社の会計監査を行っていた、名門アーサー・アンダーセンの90年の歴史を閉じる結果となりました。 ライブドアの会計監査を行っていたのは、横浜にある中堅の港陽監査法人です。港陽の監査を受けていた企業の1つに、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の元社長堀紘一氏が創業したドリームインキュベータ(DI)があります。そのDI社が、ライブドア事件の影響を受け、思わぬ苦境に立たされています。 情報源は、ライブドア事件、思わぬ余波 ドリーム社SOSです。 ライブドアと同じ港陽監査法人の監査を受けていた経営コンサルティング会社、ドリームインキュベータ(東証一部、堀紘一社長)は