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ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (93)

  • 『「思考軸」をつくれ』 出口というオヤジは噂通り器がでかい - Thoughts and Notes from CA

    『「思考軸」をつくれ あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由』を読んだので書評を。 「思考軸」をつくれ-あの人が「瞬時の判断」を誤らない理由 作者: 出口治明出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2010/06/25メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 96回この商品を含むブログ (24件) を見る筆者はライフネット生命保険社長の出口さん。書の特徴は何といっても出口さんという人物の器の大きさにふれることができることだろう。タイトルは自己啓発チックであり、内容もそれに類する部分もあるが、「目から鱗が落ちて今日からすぐに実践できます」的な話より、「原理原則に立ち返ること」と「遠回りであっても原理原則に従って行動すること」の重要性が出口節で語られており、そちらのほうが強く印象に残っている。 書の中で質の高いアウトプットを如何に創出するか、というテーマが語られている箇所が

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  • コーチングのプロが教える 「ほめる」技術 アクノレッジメントする生き方 - Thoughts and Notes from CA

    『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』を読んだので書評を。 〈NJセレクト〉 コーチングのプロが教える 「ほめる」技術 作者: 鈴木義幸出版社/メーカー: 日実業出版社発売日: 2009/10/08メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (4件) を見る 書は、タイトルに「ほめる」技術とうたっているが、取り扱うテーマの範囲は「ほめる」ことにとどまらない。 目的地が決まり、自己説得により取るべき道が決定され、その人が動き出したとしても、最終的に目的地にたどりつくためには「エネルギー」が供給され続ける必要があります。 では、自分がコーチや上司、親などの立場だったとして、そのエネルギーを相手にどう供給し続けることができるのでしょうか。それがこののテーマであり、みなさんに送り届けたい知識、技術です。 コーチングではそのエネルギー供給のことを「アクノレッジメント(ackn

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  • 日本産業の重層的な階層構造の歴史 - Thoughts and Notes from CA

    以前、"日IT業界はなぜ重層的な階層構造をとっているのか"というエントリーを書いたら大きな反響を頂き、その反響の中で「件は歴史を遡らなければ当のことはわからん」というコメントをいくつか頂いた。おっしゃる通りと思いながらも、なかなか調べられずにいたのだが、最近読んだの中で日の重層的な流通機構についての歴史的な経緯を紹介する一節があったので紹介したい。 『驕れる白人と闘うための日近代史』という刺激的なタイトル。原著は松原久子さんによってドイツ語で執筆され、それが邦訳されたという珍しい。欧米人の歴史観に対して疑問を呈し、彼らが常日頃疑問に感じる日人の特性について、歴史的背景と共に解説するというのが書の主旨だが、その中で重層的な流通機構についてふれられており、大変興味深い。 驕れる白人と闘うための日近代史 (文春文庫) 作者: 松原久子,田中敏出版社/メーカー: 文藝春秋発売

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  • 『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』 「できる人」を育てる原則論 - Thoughts and Notes from CA

    『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』を読んだので書評を。 〈NJセレクト〉 なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか? 作者: 吉田典生出版社/メーカー: 日実業出版社発売日: 2009/10/08メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログ (5件) を見る 書は「できる人」と「できない人」の思考回路の違いを解き明かし、今時点の「できない人」の「できる能力」を導き出すためには、どうしたらよいのか、について指南する。「できない人」の「できない人」たる所以、「できる人」の「できる人」たる所以という言葉で表現するのが難しいテーマを、わかりやすい表現で浮き彫りにしている。 前半150ページでは、「できない人」の思考回路、「できる人」との違いが事細かに解説されている。わかりやすく、かつ説得力がある反面、「違いがわかったが、でどうすればよいんだ?」とじ

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  • オープンソースが製品ではなく、IT戦略そのものである6つの理由 - Thoughts and Notes from CA

    "Open Source vs Closed Source -- Its about investing in People"というエントリーをFOSSBazaar経由で見つけたのだが、中身が非常に濃く、オープンソースについての含蓄ある言葉にあふれるので紹介したい。 1. Open Source is a strategy not a product Open Source is an Information Technology strategy. When evaluating Open Source, comparing licensing, pricing, and support options are important, but the key to a successful evaluation of Open Source is to recognize that it

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  • アイデアを行動にうつすためのもう一つのアイデア - Thoughts and Notes from CA

    を読んだり、ネットを徘徊したりすると目から鱗が落ちるようなアイデアと出会うことは非常に多い。一方で、「読んで目から鱗が落ちただけではだめ」とか、「何冊も自己啓発書を読むよりも、2〜3冊に書かれていることを確実に実行するほうが大事」とか、頭では理解しているが、めぐり会ったアイデアをはらに落とし、実行するというのは案外難しい。この難しさから目をそむけ、目から鱗がおちる爽快感を味わったほうがよいと、次の一冊に手を伸ばすこともしばしば・・・。 出会ったアイデアの中には、実行に移せたものもあれば、実行に移そうとチャレンジしているものもあれば、既に忘却の彼方のものもある。その差は、一体何だろうとあれこれ考えていたところ、すごい考えにめぐりあった。 コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる 作者: 伊藤守出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2002/07

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  • IBMとAmazon提携にみるIBMのCloud Computing時代の戦略 - Thoughts and Notes from CA

    久しぶりにNich Carrのエントリーを紹介したい。"Another little IBM deal"というエントリーでIBMとAmazonの提携について考察しており中々面白い。ポイントをかいつまんで書くと、 IBM DB2、Informix Dynamic Server、WebSphere Portal、Lotus Web Content ManagementのようなソフトをIBMはAmazonのEC2を通してUtility Computing形式で提供することにした 既にこれらのソフトウェアライセンスの保持しているユーザもEC2を利用することができる 案件としてはそれ程大きなものではないが、これはPCのOS開発をマイクロソフトに委託して、PC時代の覇権を取り損ねたのと同様に、AmazonのCloud Computing時代の覇権確立の試金石となるのではないか という感じ。 これは視点

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  • 『コーチング・マネジメント』 いかにして自発的行動をうながすか - Thoughts and Notes from CA

    『コーチング・マネジメント』を読んだので書評を。 コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる 作者: 伊藤守出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2002/07/24メディア: 単行購入: 10人 クリック: 56回この商品を含むブログ (42件) を見るコーチング制度を導入している会社は結構多いと思うし、私が以前勤めていた会社でも制度として存在した。ただ、コーチングという制度は、私の中では導入がなされ、時間もそれなりに使っているものの、あまり効果のあがっていない人事施策の一つのように思う。立派な金科玉条が掲げられるものの、会社全体としては効果にばらつきがあり、気付いたら制度として消失していた、という印象が強い。 書を読めば、なぜ世のコーチング制度がそれ程機能していないかがよくわかる。コーチングという言葉は耳慣れているが故に逆に世の中できちん

    『コーチング・マネジメント』 いかにして自発的行動をうながすか - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2009/02/23
    相手の改善点を指摘したり、正しい答を相手に伝えるということはコーチングではなく、ティーチングなのだという。自分で考えさせ、自分の中にあるリソースを引き出させ、自発的な行動に結びつける、それがコーチング
  • 『大人の仕事ドリル』 ビジネスの芸風を広げる - Thoughts and Notes from CA

    大人の仕事ドリル―反常識思考でビジネススキルが大幅アップ 作者: 池田輝久出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/05/18メディア: 単行購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る仕事術系のは読みすぎで傷気味だったが、この『大人の仕事ドリル』は他のと一線を画し、なかなか楽しんで読めた。何が他のと違うのかというとビジネススキルに関する3択問題が延々と150題続き、1冊のを構成しているという点。ゲーム感覚の軽いとみる人もいるかもしれないが、中身はかなり濃く、大変勉強になる。説明だけだとわかりにくいので例を紹介をしてみたい。 米国の会社との取引で、納期についてもめています。先方は来週水曜日までに納品してほしいと要求していますが、まだ確約できる状況ではありません。「全力で努力する」と説明しているのですが、先方は「コミットメントが欲しい」と文書

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  • "Goolge社員が辞める理由"から垣間見るGoogleの姿 - Thoughts and Notes from CA

    TechCrunchの"Goolge社員が辞める理由"というのがなかなか面白い。ざーっと全部のスレッドを読んで見たので、いくつか気になったポイントを紹介しながらコメントつけてみたい。 I had an equally ridiculous hiring process - although mine actually seemed normal (by Google standards) until the result. 私も同様に馬鹿みたいに長い採用プロセスでした・・・。どうやら、他の人の話を聞いているとグーグルの基準では普通のようですが・・・ 非常に多くの人が指摘しているのが採用プロセスの長さ。全部見た限りではこれが一番多くあげられている不満の模様。この事実は非常に興味深いというか、私にはかなり驚き。入社した後に「こんなはずじゃなかった・・・」と不満を覚えるのは分かるのだが、採用プロ

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  • 今年の目標 ストレスと疲労を「超意識的」にマネージする - Thoughts and Notes from CA

    昨年は"測定できないものは管理できない"というエントリーで紹介したように、徹底的に時間の使用用途のログをとり、そこから改善点をみつけることにフォーカスした年だった。無駄を視覚的に把握すれば、多大な努力をせずとも無駄が自ずと削減されるということを実感した反面、無駄をなくすことに注力しすぎて、疲労で立ち上がることがたまにあった。やみくもに無駄を減らすのではなく、「持続可能な負荷の範囲で効率を追及」するというのが今年の課題。 でもこの「持続可能な負荷」というのが私には意外とやっかい。「きちんと休息もいれる」、「疲れた時は迷わず休む」というのも大事だが、でもこれだけでは芸がないし、あまりに普通で大成しなさそうな気がしてならない。脳みそを空にする時間を作ったり、疲労でパフォーマンスがあがらない時は仕事や勉強を切り上げるということは昨年後半は意識的にやってはいたが、休息をいれたことにより劇的に効果があ

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  • 『人を動かす』 30代からの自己啓発書 - Thoughts and Notes from CA

    『人を動かす』を読んだので書評を。 人を動かす 新装版 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,山口博出版社/メーカー: 創元社発売日: 1999/10/31メディア: 単行購入: 174人 クリック: 3,319回この商品を含むブログ (633件) を見る書は1937年に刊行され、全世界で1500万部を売り上げた自己啓発書の大ロングセラー。あらゆる自己啓発の原点と言われているだけのことはあり、人間の質への理解に根ざした、人と接する上での基原則が明確、かつ非常にわかりやすく解説されている。また、言うは易し行なうは難しという理想論ではなく、明日からでも実践ができる手の届く感に溢れていることが書の秀逸な点と思う。 社会にでて仕事をすれば、「自分の論理は正しいにも関わらず相手がその考えを受け入れない」、「相手の誤りは明らかなのに相手がそれを認めない」、なんてことは誰でも

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  • 『スティーブ・ジョブズの流儀』 能力と勇気をもって無駄を取り除く - Thoughts and Notes from CA

    『スティーブ・ジョブズの流儀』を読んだので書評を。 スティーブ・ジョブズの流儀 作者: リーアンダーケイニー,三木俊哉出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2008/10/23メディア: 単行購入: 14人 クリック: 237回この商品を含むブログ (90件) を見る「集中と簡潔」、ビジネスにおいてこれらの2つの言葉が重要であることは色々な書籍で言い尽くされているが、その反面、実現するのがこんなに難しいことはない。まして、それを徹底するとなると神業に近い。書の中ではアップルという会社を通して、スティーヴ・ジョブズが如何に「集中と簡潔」を貫き、その神業をやってのけているのかが紹介されている。 フォーカスとは、他人がみんなイエスと言っているときに自信をもってノーと言うことでもある。たとえばジョブズが市場に送り出したiMacには、当時は当たり前の装備だったフロッピードライブ

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  • 欧州と米国の商用オープンソースに対するスタンスの違い - Thoughts and Notes from CA

    スラッシュドット経由で"Commercial Open Source in Europe Versus the US"というエントリーを読んだのだが、これがなかなか面白い。商用オープンソースに対するヨーロッパとアメリカのスタンスの違いを6つの軸で分析しており、それぞれ紹介したい。 オープンソースを採用する一番の理由(Primary reason for adopting Open Source) 米国では、ソフトウェア、保守サービスのコストの低さが採用の一番の理由であるのに対し、欧州ではベンダーによるロックインを回避するというのが一番の理由であるとのこと。もちろん、欧州企業もコストを重要視しないわけではないが、1つの企業に囲い込まれないこと、なおかつ開発プロジェクトの方向性に対して何某かの影響力を保持することに同様、もしくはそれ以上に重きをおいているというのがなかなか面白い。 オープンソー

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  • 『働くということ』 新旧の就労観の交差する時代 - Thoughts and Notes from CA

    働くということ (日経ビジネス人文庫) 作者: 日経済新聞社,日経=,日経済新聞=出版社/メーカー: 日経済新聞社発売日: 2006/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (20件) を見る棚にある『働くということ』を改めて読み直してみた。書は、日経新聞の人気連載コラムの「働くということ」を凝縮、修正、加筆を加えたという贅沢な構成。新聞掲載時に凝縮しているものを、書籍にする段階でさらに凝縮しているので、エスプレッソのようにかなり濃密。それでいて、若者から高齢者、NEETから経営者、公務員から個人事業主といった幅広い層の仕事観をこれでもかとばかりに紹介しており、なかなか読み応えがある。「現代人の就労観はこうだ」と決め付けるのではなく、丹念な取材に基づき、丁寧に事実を積み上げながら、ボトムアップで仕事に対する世相を浮き上がらせようという取材班の目論

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  • 自己啓発本は「ありきたり」で「実践的でない」もの - Thoughts and Notes from CA

    ラクをしないと成果は出ない 作者: 日垣隆出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2008/05/23メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 13人 クリック: 309回この商品を含むブログ (192件) を見る『ラクをしないと成果は出ない』を読んだ。 この手のを読む時に、私は2つの割り切りをする。 「内容がありきたり」、「どこかで聞いたことがある」という批判はしない、95%ありきたりでも、5%くらい明日の自分の行動を変えるきっかけがあれば儲けモノと割り切る 「実践的でない」という批判はしない、実践できるかどうかはおかれた環境により異なるので、今の自分にとって95%実践的でなくとも、5%実践的で役に立つものがあれば儲けモノと割り切る どこかで聞いたことがある話に溢れ、自分にとって実践的でないノウハウが大部分を占めるのが自己啓発なのだ。その中で、「自分の」日々の生活/仕事の仕方をよりよく

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  • 分散化とは「問題にかかわる者を意思決定に参加させること」 - Thoughts and Notes from CA

    夏休みを利用して、『フューチャー・オブ・ワーク』をあらためて読んでみたのだが、やはりこれは名著だと思う。分散化とか、オープン化とか、参加型とか、この手の言葉は使いやすいように見えるのだが、実は危険な思考停止ワードであることも忘れてはならない。流行の言葉だけに、それを使えば一丁あがりでそれっぽい記事やがかけるのだが、その言葉の質的に意味するところが何なのかをきちんと自分なりにとらえた上で使わないと、言葉に踊らされて思考が深まらない。書はこういった思考停止ワードに真正面から取り組んでおり、分量はコンパクトであるにも関わらず骨太感が非常に強い。 フューチャー・オブ・ワーク (Harvard business school press) 作者: トマス・W.マローン,高橋則明出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2004/09/28メディア: 単行購入: 3人 クリック:

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  • プラットフォームとAPIについての素人臭い理解 - Thoughts and Notes from CA

    前回のエントリーで、クラウド・コンピューティングの1つのモデルとして、蓄積したデータベースそのものをAPIを用いて開放し、再利用・相互連携のしやすいアーキテクチャを作るという手法を紹介したが、このAPIという言葉は私のようなコードを書かない人間には実は結構わかりにくい。 OS(Operating System)とは、一口で言えばコンピューター上にあるファイル・システム、グラフィック・ユーザーインターフェイス・システム、タスク管理システム、などの各種システム・サービスの集合体のことである。ユーザーはユーザー・インターフェイスを介して、プログラマーはAPIを介して、それらのサービスとやり取りをする。 と紹介されている通り、元々はOS上で動くアプリケーションを開発する際の、OSの各種サービスを使用するためのOS側の受け口、という意味合いで使われていたようだが、時代と共にその意味がより拡張され、今

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  • オープンソースとクラウドコンピューティング雑感 - Thoughts and Notes from CA

    O'Reilly Radarの"Open Source and Cloud Computing"を読んだ。id:yomoyomoさんにどうやら先を越されてしまったが、稿についての最も質の高い日語情報である"オープンソースとクラウドコンピューティング"のブックマークがこんなちょびっとしかないというのも驚き。世間の関心はそんなに低いのだろうか? まぁ、それはさておき、自分の解釈も交えながら要点をかいつまむと以下のようにまとめることができる。 ソフトウェアの再配布、修正を認めるライセンス形態をとることにより、オープンソースは「多くの人が自由に使えば使うほど洗練されていく」という仕組みを作り、大きく繁栄をとげた 最近注目を浴びているクラウド・コンピューティングでは、オープンソース・ソフトウェアと蓄積されたデータベースを組み合わせ、コードではなく、サービスを提供するようになる クラウド・コンピュ

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  • しっかり夏休みをとるための3つの心構え - Thoughts and Notes from CA

    夏休みと言えば、8月から9月のどこかで月〜金連続で休み、9連休とするのが私のここ数年の習慣。いくつかの外資系企業での勤務経験があるが、「夏休み1週間」というのは業界スタンダードなんではないかと思う。 一方で、同期や友人の中には、夏休みは2〜3日くらいしかとったことがないという人も結構いる。理由を聞くと、「忙しくてなかなか休みがとれない」とか、「自分がぬけてしまうと他の人に迷惑をかける」とか、色々。でも私の経験からすると、夏休みの期間を決定付ける最も大きなファクターは実は「忙しさ」ではなく、「夏休みに対する意気込み」。半年前に転職した会社で、これから夏休みの取得の承認をとらないといけないので、自戒も込めて、きっちり夏休みをとるための心構えを書いてみたい。 「しっかり休む」キャラを確立する これさえできれば、他の2つの心構えなど実は殆ど重要ではない。とにかく一番大事なのは、職場で「あいつは、夏

    しっかり夏休みをとるための3つの心構え - Thoughts and Notes from CA