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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/koji (50)

  • 感情をメール(の件名)に乗せる:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    「よかった!」というメールの件名にハッとしました。 昨日は某所で研修。ビジネスパートナーが半年間にわたるプログラムを設計し、 わたしはスポットで一日研修を提供しました。 冒頭の言葉は、そのパートナー企業の社長から今朝いただいたメールの件名です。 キミの講義はOKだったよ、ということであれば、ふつうは 「昨日はありがとうございました」とか「昨日の講義の御礼」というタイトルがつくところです。 そこに「よかった!」のひとこと。なんだかグッと来ました。 準備期間が短くてなかなか大変な案件でしたが、お引受してよかったと思いました。

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  • 努力よりも集中:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    2008年のノーベル物理学賞を受賞した小林・益川両氏が 母校の名古屋大学で講演を行ったそうで、その要旨が日経新聞に掲載されていました。 聴衆は「高校生ら約1200人」とのこと。 見出しに「努力よりも集中」という、ハッとする言葉が躍っていました。 「躍っていました」なんて小洒落た表現はふだん避けていますが、 このときばかりは字が躍っていた感じなので使ってしまいます。 Q 高校生の進路について。 小林氏 好きなことをやるのがいい。 益川氏 それほど努力しなくても集中できるものを見つける。探せば絶対ある。 勉強は「つとめてしいる」と書くがそれはよくない。 ― 小林 誠、益川 敏英 『ノーベル賞受賞2氏 名古屋大レクチャー』 日経済新聞 2009年2月24日 朝刊 その後、研究テーマをどう見つけるかという質問に対しても、益川氏は 「自分が努力しなくてもその問題に入り込めるようなものがある」 と答

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  • できることしかできない:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    現代の組織の最も残酷な点の一つは、とうてい達成できないレベルの合理性や明快さ、ましてや先見の明が経営者たちに求められていることです。ほとんどのリーダーはこのような域に到達できません。なぜなら彼らは、膨大な不確実性のみならず、世のなかに氾濫する、当てにならない分析を目の前にしている、単なる一個人にすぎないからです。 カール E. ワイク 『「不測の事態」の心理学』より。当文書は『組織行動論の実学―心理学で経営課題を解明する 』所収 「残酷」という言葉にハッとしました。経営層向け研修のためにメモしておこう。 思考系の研修や意志決定の研修の際に、しばしば(過度に)攻撃的な質問を受けることがあります。ごくごく圧縮してしまうと、「その方法論は万能ではないじゃないか!」というご不満から来る質問です。 そうおっしゃる背後には、質問なさる方が置かれている、おそらくは上の引用文のような状況があるように感じま

    できることしかできない:発想七日!:オルタナティブ・ブログ
    yukio2005
    yukio2005 2009/01/13
    組織行動論の実学―心理学で経営課題を解明する
  • イベント管理サイト "Windows Live イベント" にちょっと期待:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    イベントを管理するサイトになかなか良いものがない。イベント管理といっても複数の人に招待状が出せて、出欠が確認できればいいんですが、ありそうでない。機能的にはGoogleカレンダーなどでもできるのですが、招待状のフォーマットなどが慣れていない人には今ひとつ分かりづらい。 USではevite.comという、2000年からやっている老舗サイトがあります。日では2006年にサービスインしたyobu.jpというサイトが「日初」と謳っていますので、そうなのでしょう。 と思っていたら、Microsoftが始めました。 → イベント ホーム - Windows Live Spaces 招待、出欠管理、イベント後の写真共有など一通りの機能は揃っています。これを機に類似のサービスが盛り上がるといいなあ。 MS、無料イベントプランニングサイト「Windows Live Events」を提供開始へ:ニュース

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  • 多数決という宗教:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    多数決が正しいということは、小学校でわれわれの頭の中に叩き込まれる。とくに、公的な問題を人気投票で決定してきた歴史を持つフランスやイギリス、米国などの西側の国々では、多数決はほとんど宗教である。人々のうち七五パーセントが信じていれば、質問をすることや、「ちょっと待って。間違っていないか?」と囁くことさえも、ほとんど冒涜に近い。 ― マックス・ギュンター 『マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール』 多数決は宗教である。ハッとする記述でした。著者によれば、デカルトは『「難しい問題に関しては、票を数えることは有効ではない。真実は、多くの人によってよりも、数少ない人によって発見されてきた」』と言ったそうな。 マネジャー向けの研修では、時間のあるときに「意見を一つにまとめてください。ただし、多数決では決めないでください」とお願いすることがあります。ではどのような決めるのがベストなのか、僕も答

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  • 紙おむつとビールの伝説:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    要するに「紙おむつとビール」伝説は、根も葉もない噂だったわけだ。 ― トーマス・H・ダベンポート、ジェーン・G・ハリス 『分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学』 日経BP社 2008年 週末(僕が聞いた話では金曜日の夕方)にビールを買う男性は紙おむつを同時に買う確率が高い。 データマイニングが流行しだした当時、どこかでこの事例を読んだか聞いたかしました。 ソフトウェアがそういう相関を見つけ出したのだと思っていましたが、どうも違うらしい。 上で引用した書籍の著者らは、伝説の舞台となったスーパーマーケットを突き止め、 その会社のアナリストにインタビューをしています。 その結果、ソフトが相関を発見したのではなく人間が仮説を立てていたことが分かったそうです。 しかも『発見された相関性は偶然にすぎないとみなされ、特に措置はとられなかった』とのこと。 あらためて検索してみると、似たよう

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  • ハロー効果の反対語はデビル効果:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想 』というの原題は、ずばり「ハロー効果」。 業績の良い企業は、あたかもハロー(後光)が射しているかのように、 企業文化もリーダーシップも組織設計も、何もかも良く解釈されがちになります。 後光という名前のせいで誤解していました。この効果は逆方向にも働きます。 すなわち、業績の悪い企業は文化もリーダーも悪く思われがち。 ハロー効果を命名した学者はこの逆向き効果にも名前を付けていることを、巻末で知りました。 また、ソーンダイクは全体的に劣っていると思われている兵士は個々の項目でも 低く評価されることを発見し、これをデビル効果と呼んだ。(p297) デビル(悪魔)効果……ハロー(後光)効果と宗教的な意味合いで対句を意識したのかも しれませんが、ハロー効果ほど普及しなかったのも分かる気がしますね。かすんで見えて しまうのだから、フォグ(霧)効果とか

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  • 「従業員」という発明とその寿命:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    ちょっと長い引用を。 実をいうと、「エンプロイー(従業員)」という概念は近代になって生み出されたもので、時代を超越した社会慣行ではない。強い意志を持つ人間を従順な従業員に変えるために、二〇世紀初頭にどれほど大規模な努力がなされ、それがどれほど成功したかを見ると、マルクス主義者でなくてもぞっとさせられる。近代工業化社会の職場が求めるものを満たすためには、人間の習慣や価値観を徹底的につくり変える必要があった。生産物ではなく時間を売ること、仕事のペースを時計に合わせること、厳密に定められた間隔で事をし、睡眠をとること、同じ単純作業を一日中際限なく繰り返すこと―― これらのどれ一つとして人間の自然な能ではなかった(もちろん、今もそうではない)。したがって、「従業員」という概念が――また、近代経営管理の教義の他のどの概念であれ――永遠の真実という揺るぎないものに根ざしていると思い込むのは危険であ

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  • 発想七日! > ストレスに対抗する唯一の武器 : ITmedia オルタナティブ・ブログ

    1970年代、私は幸運にも、ストレスという概念の発見者である生理学者ハンス・セリエ博士が晩年におこなった講演会に参加することができた。 セリエ博士は、ストレスに対抗できる唯一の想念は、感謝の気持ちであると説いた。(p228、太字は引用者による) ―ルーシー・ジョー・パラディーノ 『最強の集中術』 エクスナレッジ 2008年 ストレスに対抗できるのは、「リラックスすること」でも「忘れてしまうこと」でもなく「感謝すること」である。 ハッというか、エッと言わされました。言われてみると、感謝は前の二者を含む気がします。 これは単なる経験則ではないらしい。 感謝がストレスに対抗できる「唯一の」想念かどうかは分かりませんが、 感謝が過剰な緊張を緩和する効果があるのはたしかなようです。 その後、脳内化学物質に関する研究が進んだ結果、セリエ博士の教えは時代を先取りした主張であることが明らかになった。感謝の

    発想七日! > ストレスに対抗する唯一の武器 : ITmedia オルタナティブ・ブログ
    yukio2005
    yukio2005 2008/10/03
    ストレスに対抗できるのは、「リラックスすること」でも「忘れてしまうこと」でもなく「感謝すること」
  • 事業立地が大事、という話:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    必要に応じて市場で買えるものは戦略と縁がない。見えざる資産は、形成するのに10年、20年とかかる一方で、いったん形成されたものは多重利用が可能であるため、戦略性を帯びるのである。そういう資産を地道に形成するために、眼前の利益を追い求める誘惑に抗する術を持つことが企業経営の要諦となる。 ― 三品和広 『戦略不全の因果』 p111、東洋経済新報社 2007年 このでは、見えざる資産は「対外信用残高」と「内部技能蓄積」に分けて定義されています。まるまる個人にも当てはまりますね。 ただ、このが恐ろしいのは上記の引用文の次の文章。 ただし、そういう見えざる資産すら、その内実は事業立地の選択を前提とする。 ― 同上、p112 事業立地とは「誰を相手に何を売るか」というフィールドのこと。このが定義している言葉です。企業の浮沈を決定する因子は、他の何よりも事業立地の選択であるというのがこのの主なメ

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  • 不幸せになる7つの悪習慣:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    第一の『悪』習慣 人のせいにする 第二の『悪』習慣 目的を持たないで始める 第三の『悪』習慣 一番大切なことは後まわし 第四の『悪』習慣 勝ち負けという考え方 第五の『悪』習慣 まず自分が話し、それから聞くふりをする 第六の『悪』習慣 頼れるのは自分だけ 第七の『悪』習慣 自分をすり減らす 不幸せになる7つの悪習慣 - *ListFreak 「いままでで1番“重かった”」というお題に答えようと、考えていました。密度が高かったという点では、まず『7つの習慣』に指を屈したいと思います。 冒頭に引用したのは、その著者コヴィー博士の息子ショーン氏の手になる『7つの習慣 ティーンズ』からのリスト。この悪習慣のリストは、以下の言葉に導かれて登場します。 7つの習慣を理解する一番いい方法は、そうではないものを知ることです。そこで、7つの習慣とは反対の習慣を挙げてみます。 なるほど分かりやすいですね。比

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  • 犬はなぜ棒に当たったのか:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    犬も歩けば棒に当たる、という子どもでも知っている言葉をもう少し深読みしてみよう。そもそも、犬はなぜ歩いているのか。何を目指して歩いているのか。そこまで問うてみよう。夢を抱く人間なら、ましてや、結果においてリーダーになるような人の場合には、ただ歩いているのではないだろう。意志力と夢をもって歩いている。 (引用者注:ここでの「犬も歩けば…」は、「時には出歩くと思わぬ幸運に巡り合うことがある(Wikipedia)」のほうの意味) ― ジョセフ・ジャウォースキー 『シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ』 英治出版 2007年 ハッとしました。そこまで深読みしたことはなかったなあ。 「深読み」という言葉で、『九マイルは遠すぎる』という大好きな短編小説を思い出しました。 小説の中心となるのは、以下の一文です。 「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、ましてや雨の中となるとなおさらだ」 なぜ九マ

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  • 【発刊】『リストのチカラ - 仕事と人生のレベルを劇的に上げる技術』:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    もう屋に並んでいるらしい!ので急いでお知らせ。リスト(箇条書きにまとめられた知恵やコツ)を楽しみ、活用するを上梓しました。280ページすべてがリストに捧げられています。 このは、ある編集プロダクションの方が、弊社面白事業部が運営している*ListFreakというサイトの書籍化を提案してくださったところから始まりました。 *ListFreakは箇条書きコンテンツを共有するサイトです。しかし実は、フレームワーク思考を鍛える材料を収集するために立ち上げました。フレームワーク思考とは何か、書から引用します。 フレームワーク(枠組み)思考と言っても特別な思考法があるわけではなく、考える態度を表した言葉です。一言で言えば「全体と部分の関係を構造的に捉えようとする考え方」です。例えば以下のように考えるということです。 この問題はどのように分解できるか? 抜け漏れなく分解できて、かつ分解した要素が

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  • 易経と先行指標:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    頭の体操にと、毎週挑戦し(ては難しくて投げ)ている「今週の指標」で、ハッとする記事を発見。電気機械の設備投資動向が、他の業種の設備投資動向の先行指標になっていると分析しています。 電気機械は、様々な業種と結びつきがある。化学や窯業土石は、例えば半導体や液晶用ディスプレイといった製品への機能性材料等の供給などでの結びつき、一般機械は、例えば半導体製造装置等産業機械等での結びつきなどがあると考えられる。こうした業種について、電気機械と化学、窯業土石、一般機械との前年同期比の伸び率を法人企業統計季報で時系列推移をみてみると、各業種に対して電気機械が先行している様子がうかがえる(図2)。そこで、相関をとると、化学に対して2四半期、窯業土石に対して1四半期、一般機械に対して1四半期先行しているところで相関が最も高くなった。 ― 「設備投資における業種間の関連性」、今週の指標 No.849 (太字は引

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  • 成長は(思いのほか)重要にあらず:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    直感に反する指摘ほど、ハッとさせられます。 「株式の投資収益率は、あるセクター(あるいは経済全体)の成長率とは、ほとんど関係がない」 と指摘する下記の記事には、最初ハッとさせられ、やがて納得させられました。 1990 年代のテクノロジー強気論者は、少なくとも1 つの点において正しかった。それは、テクノロジー製品の実質需要が一貫してGDP 成長率を上回ったことである。1990 年代終盤のテクノロジー投資が低調な結果に終わったことは言うまでもない。逆に、鉱山業界の生産は過去数年間にわたって予想を下回り続け、供給予想は幾度も修正された。しかし、鉱山株への投資は極めて有効であった。 - Gerard Minack(モルガン・スタンレー)、「グローバル:成長は(思いのほか)重要にあらず」、グローバルマクロ経済レポート ウィークリー・インターナショナル・ブリーフィング - 11.06.2007 (←

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  • ティム・オライリーが初めての仕事から学んだ3つの教訓:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    『グラデュエーション デイ』というを読みました。「知人・友人から紹介されたはできるだけ読む」ようにしておりまして、このもその一冊です。24人の著名人(エントリの最後に、スピーカーの一覧を目次から引用しておきます)が、大学の卒業式で述べたスピーチを集めています。 自分のことを理解している友人が薦めてくれるは、貴重なヒットが多い。これがわたしの経験則です。ネット書店の「このを買った人はこのも……」式のアルゴリズムでは決して発見できない、でもなぜか自分の感性に合ったに出合えるのが、このルートです。 (読書で鍛える自分戦略 - @IT自分戦略研究所) このを勧めてくれた友人IT業界ではないのですが、冒頭にあったティム・オライリーのスピーチを引用していました。 時は2006年、場所はカリフォルニア大学バークレー校情報学部の卒業式。氏は初めて技術マニュアルの翻訳を手掛けたときの(内容

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  • 啓蒙主義的ビジネスの穴:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    来る!と信じたマーケット(あるいは技術)がなかなか立ち上がらない。肩書きにエバンジェリストと付けて啓蒙に励んだものの、空回り感が否めない。そんなことを何回か経験しました。 アーノルド・ベネットは、「職場でもそれ以外の所でも、やる気の起きない人」のためにを書こうとして、気づきます。 実のところ筆者である私は前もって見抜くべきだったのである、いかに人生を生きるべきかということに関心をもっている人たちにこそ自分は最も強く訴えかけるべきであった、と。 人生にさらに多くを求めるのは常に、人生をすでに味わっている人たちであり、目を覚まさせるのに一番苦労するのは、決してベッドから出ようとしない人たちなのだ。 アーノルド・ベネット『自分の時間―1日24時間でどう生きるか』 「寝ているみんな!目を覚ませ!!」的なアプローチは、うまくいかない。 まずは、自分が楽しもう。 次に、起きている人を楽しませよう。

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  • 小話を書きためておこう:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    ある大手IT企業のマネジャー向け研修を見学。ハッとしたのは講師の話が半分以上「小話」だったこと。もっとハッとしたのは、それが面白くてためになったこと。話が脱線しそうで脱線しない。時間がオーバーしそうでオーバーしない。こりゃアートだと感服。 スピーチにおける小話(自分の経験や見聞きしたエピソードなど具体的な事例)の有用性についてはデール・カーネギーのに譲ります。とにかく小話は大事で、もっとそのストックを増やすべきだと実感しました。 特に質疑応答のときなんかに「私も似たような経験があります。もう3年近く前ですが…そこでもやはり有効だったのは…」みたいにミニエピソードで応酬できると臨場感があってよいですね。 小話のストックを増やすために重要なのは、まず現場経験を積むこと。そしてそれ以上に重要なのは、その経験を振り返り、学びを引き出し、小話としてパッケージ化すること。少なくとも僕には、意味のある

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  • [メモ]クリス・アンダーソン氏の選んだ5冊:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    クリス・"ロングテール"・アンダーソン氏が選んだビジネス書5冊。人のblogから。 前にも書いた気がしますが、洋書と和書をひもづけるデータベースが存在しないので(どこかにあったら教えてくださいね)、対応する和書を確認するのが面倒です…せっかく調べたのでここにメモしておこう。 Out of Control: The New Biology of Machines, Social Systems and the Economic World by Kevin Kelly (1995) → 「複雑系」を超えて―システムを永久進化させる9つの法則 Microcosm: The Quantum Revolution In Economics And Technology by George Gilder (1989) → 未来の覇者―マイクロコズムの世紀 The Tipping Point: Ho

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  • 100枚以上のスライド構成を考える、よい(少なくとも楽しい)やり方:発想七日!:オルタナティブ・ブログ

    大量のスライドを使うプレゼンの構成がちょっと楽しくなった話。 研修資料の作成をしなければならないのに、PCの前にいられない。そんなことが先日あって、窮余の一策、できかけのスライドを16スライド/枚に割り付け印刷して、鋏でザクザクと切って電車に持ち込みました。 移動時間やミーティングの待ち時間にちょこまかと並べ替えたりスライドを追加したり(追加用に、白紙を同じサイズに切ったものも持参していました)。 これがなかなかよかった。結局、オフィスに戻っても紙で作業を続けてしまいました。 PowerPointにもスライド一覧モードがあり、カードを並べ替える感覚でスライド構成を確認できます。ただ、紙カードにも固有の優位性があることを発見しました。例えば: セクションごとに分ければ、「厚み」でボリュームを直感できます。もちろん厚み=時間配分ではありませんが、設計の参考になります。 セクション内を更にレクチ

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