タグ

ブックマーク / ktdisk.hatenablog.com (93)

  • ポッドキャストと労働市場におけるロングテール - Thoughts and Notes from CA

    castingWords.comというポッドキャスト書き起しサービスがあります。mp3ファイルのURLを送って依頼すると、それをテキストにして返してくれるサービスです。 アンカテ(Uncategorizable Blog) - 総務部系おばあちゃんの知恵的作業のググル化 ポッドキャストのスクリプトを作成してくれるサービスがあるとのこと。ネイティヴにもよいが、ネイティヴでない英語学習者にとっても嬉しいサービス。今度利用してみようと思う。 で、誰がスクリプトを作成するのかというと それで誰が実作業をやってるかと言うと、ネット上で募集されたワーカー(Turkerと言うらしい)です。ワーカー向けのFAQページがあって、次のように書いてあります。 ターカーとは、当サービスの秘密(でもないか)成分です。彼らが、書き起しと編集の実作業を行ないます。彼らは、コンピュータとネットがあればどこでも好きな時間に

    ポッドキャストと労働市場におけるロングテール - Thoughts and Notes from CA
  • Googleの法人市場進出を語る視点 - Thoughts and Notes from CA

    2005年Googleの売上の99%は広告収入であり、55%はGoogleのWebサイト経由、44%はアドセンスなどが貼られているGoogle以外のWebサイト(Google Network web sitesとアニュアルレポートでは呼ばれている)経由。 残りの1%は「ライセンス及びその他収益(Licensing and other revenues)」という形で計上されており、Google ApplianceやGoogle Miniと言ったパッケージ製品のライセンス収入がその中心をしめている模様。1%というとゴミみたいな印象も受けるがK$73,558(日円で約73億円)とあまりバカにしたものでもない。 過度の広告依存モデルをGoogleはアニュアルレポート上ではリスクと認識しているし、広告収益に頼らずともきちんとお金のおちる法人市場でのプレゼンスを高めたいと当然考えているだろう。 Ro

    Googleの法人市場進出を語る視点 - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2006/05/08
    ITリテラシーの幅がものすごく広く、ソフトウェアそのもののコスト以上にどのように末端までシステム・業務プロセスを浸透させるかのほうが重要となる大企業
  • Googleの資本構造とガバナンスのあり方について - Thoughts and Notes from CA

    "Googleのアニュアルレポートはスーツ組の悲鳴?"というエントリーを勢いで書いたら、思いのほか勢いがついてアクセスがあがってしまった。 が、勢いで書いただけあり、後から色々調べるにつけ、非常に勉強不足であったことが判明。 ちょうど2年前のGoogleのIPOの際に、 Googleの資構造とガバナンスのあり方 経営陣(特に圧倒的多数の議決権を保持する創業者)と株主の関係 についてかなりディープな議論がブログ上で展開されており、非常に勉強になったため、流れでまとめてみたい。 上記エントリーを「いやぁ、勉強になるなぁ」という感覚でてブに登録された方は特にご一読の程を。 先日のエントリーを書いた後に、"Googleの開示資料(10-K)"の"Risks Related to Ownership of our Common Stock"という項目に目を通したのだが、そこには下記の記述がされてお

    Googleの資本構造とガバナンスのあり方について - Thoughts and Notes from CA
  • タグでFolksonomyは実現できる - Thoughts and Notes from CA

    POLAR BEAR BLOG:"タグではフォークソノミーを実現できない" を読んだ。 Folksonomyを実現するためには「その記事に何が書かれているか」という視点でユーザがタグ付けをすることが必要だが ソーシャルブックマークの利用者は「後から読み返したいと思ったWEB上のコンテンツを記録しておくため」にタグ付けをすることが多く このように個々人が「自分にとって最適なインデックス方法」を追求していては、他人にとっては意味をなさないタグが溢れることになりFolksonomyが実現できない というのが論旨。 脈絡なく散らばっている膨大なWEB上の情報を、人間の視点でインデックス化することにより整理するというのが「Folksonomyの実現」の意味すること。 ソーシャルブックマークを利用してユーザは自分の情報を整理するという動機によりタグ付けをし、結果として正の外部性が働きWEB上の情報整理

    タグでFolksonomyは実現できる - Thoughts and Notes from CA
  • 「Googleはプラットフォーム」とはどういう意味か? その2 - Thoughts and Notes from CA

    "「Googleはプラットフォーム」とはどういう意味か? その1"というエントリーで そもそも「プラットフォーム」ってどういう意味か? Googleは「何」をするための、「何」を提供しているのか? の2点を書いた。エントリーでは、Googleが何故プラットフォームとして他のウェブ・サービスと一線を画するのか、下記の4点について書いてみたい。 「世界中の情報を整理し尽くす」と掲げる構想が大きい点 何かをするための何か」を作るための「何か」を提供している点 卓越した技術力を元に「あちら側」に新しい知を創出している点 1国の規模をはるかに超えるプレイヤーが参加する経済圏のルールを規定している点 <「世界中の情報を整理し尽くす」と掲げる構想が大きい点> (1) 「世界中の情報を整理し尽くす」というグーグルの構想の大きさと、グーグルという会社の個性の質について。 『ウェブ進化論』 〜P.49 〜

    「Googleはプラットフォーム」とはどういう意味か? その2 - Thoughts and Notes from CA
  • 「Googleはプラットフォーム」とはどういう意味か? その1 - Thoughts and Notes from CA

    大分前だが、『ウェブ進化論』の出版記念イベントに参加した時に、梅田さんから下記のような発言があり、 Web2.0の会社がここから先どうなるのか? Googleにはなれない。それはプラットフォームだから。その周りにいることになる。 パネラーだったR30さんも同様に「そうそう、Googleはプラットフォーム」という感じに大きく頷き、参加している他のブロガーの方達も同様に頷き、とりあえず私も頷いておいたのだが、実は恥かしながら「Googleはプラットフォーム」という言葉の意味がよくわかってなかった。 「えっ、未だにわかっていないの?」という方は読み飛ばして頂くとし(読んだ上で理解の足りない部分を補って頂くにこしたことはないが・・・)、内心腹の底からわかっているわけではなくてドキドキしてる方はご一読を。 <そもそも「プラットフォーム」ってどういう意味か?> 私の場合、そもそもプラットフォームという

    「Googleはプラットフォーム」とはどういう意味か? その1 - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2006/04/04
    プラットフォームとは「何かをするための何か」なのである。インターネットを利用して様々な「何か」をする人たちに、それをするための「何か」を提供しているのがGoogle
  • 現状維持に対する甘い誘惑 - Thoughts and Notes from CA

    日経新聞に「TBS株巡りなお攻防 遅々として進まない楽天と提携協議」という記事が掲載されていた。内容はタイトル通りなので詳述しないが、 「楽天と資も含めてがっつり提携することは、戦略のオプションとして検討の俎上にのっかてもいなんだろうなぁ」とか 「TBSはホント頑なにドラスティックな変化にチャレンジしないだなぁ」とか、 そんな印象をあらためて直感的にもった(まぁ、今更という感が大分あるが)。 また、日有数のマスメディアが、希少で高額な放送機材を持つ特権階級のみが世にメッセージを発信できるという既存のルールを破壊するインターネットというテクノロジーが経営環境を一新しようとしているにも関わらず、未だに自分の殻の中に閉じこもりたがって、「やるべきことではなく」、「自分がやりたいことをできる範囲でのみする」という態度をとり続けいていることを残念に感じる(これも今更・・・)。 インテル戦略転換

    現状維持に対する甘い誘惑 - Thoughts and Notes from CA
  • 『フューチャー・オブ・ワーク』で考える「個のエンパワーメント」 - Thoughts and Notes from CA

    "「次の十年」のキャリア構築と「個のエンパワーメント」"というエントリーで「個のエンパワーメント」という言葉がでてきた。 ブログを使用することにより、マスメディアに属さずとも自分のメッセージを不特定多数の人に発信することができるようになった SNSを使用することにより、大企業に属さずとも、能力・魅力があれば価値の高い人脈を築くことができるようになった 情報技術の進化が、様々なコストを低下させ、大きな組織に属さずとも個人のできることに広がりがでてきた、そんなことをして「個のエンパワーメント」と言っているのだろう。 以前読んだトーマス・アローンの『フューチャー・オブ・ワーク』は、言葉の使い方は違えど情報技術の革新が可能にした「個のエンパワーメント」というテーマに多くの紙面をさいている。復習もかねて書の内容を引用しながら、「個のエンパワーメント」について自分なりに整理してみたい。 またもうひと

    『フューチャー・オブ・ワーク』で考える「個のエンパワーメント」 - Thoughts and Notes from CA
  • Casual Thoughts about Any Phrase - Amazon Web Serviceは何を目指す?

    Amazonと言えば、 リアルの書店ではとても取り扱わないようなマイナーな書籍もインターネットの書店で販売し、テクノロジーの恩恵にあずかりながら書籍のロングテイルにおいて読者と筆者をマッチングしたり、 膨大な書籍DBを公開を通して、ウェブ上の無数のサイトに自社のカタログをおき、ロングテイルに合致した販売チャネルを構築したり と最近再び脚光をあびているインターネット企業。 『ウェブ進化論』でも下記のように紹介されており、 ウェブ進化論 当の大変化はこれから始まる (ちくま新書) 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/02/07メディア: 新書購入: 61人 クリック: 996回この商品を含むブログ (2397件) を見るウェブサービスの公開からわずか一年たらずで、ウェブサービスを利用して作られた無数のサイト経由でアマゾン商品を購入したユーザは、数千万人にのぼった。

    Casual Thoughts about Any Phrase - Amazon Web Serviceは何を目指す?
    yukio2005
    yukio2005 2006/03/26
    アマゾンは"Amazon Web Service"を通して、「eコマースのエクセレントカンパニーとして培った自社の技術やノウハウのコアな部分を外販しようとし、それを1つの収益の柱にしようとしている」という仮説
  • オプティミズムの意義は本気になってはじめて理解できる - Thoughts and Notes from CA

    「十年後にこういうふうにならないために、こうありたいと思う世界に少しずつでも近づけていくためには、何が必要なのか。その必要な何かが実現されるためには何をしなければならないのか」 ということが問われるべきなのだ。 気でそう問いかけてみてはじめて、オプティミズムの意義が理解できるはずだ。 「オプティミズムについて」という短いエントリーを梅田さんが書かれている。『ウェブ進化論』の「あとがき」に書かれているオプティミズムの話をもう少し突っ込み、上記のような新しい金言が紹介されている。 未来のことは誰にもわからない。ただ流れに身をまかせて暮らしていけば、自分の好むと好まざると未来は自然に形作られていく。全員が全員そうではないかもしれないが、そういうスタンスをとれば、自然と「10年後はどんな世の中になるんでしょう?」という質問がでてくるのだろう。 未来のことは誰にもわからない。ただ、自分が思い描いた

    オプティミズムの意義は本気になってはじめて理解できる - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2006/03/20
    自分が思い描いた未来の像に対する思いや意思がものすごく強ければ、わからないながらも非常に確度の高い未来になる。目指すべきものがある人は「どうなるか」ではなく、「どうしたいのか」ということが当然先
  • 顧客の購買習慣を変化はゆっくり時間をかけて進行する - Thoughts and Notes from CA

    インテル戦略転換 作者: アンドリュー・S.グローブ,Andrew S. Grove,佐々木かをり出版社/メーカー: 七賢出版発売日: 1997/11メディア: 単行購入: 6人 クリック: 78回この商品を含むブログ (50件) を見る『インテル戦略転換 Only the Paranoid Survive』を読んだ。経営戦略の理論については解説されたは多くあるが、その原理に従いながら経営の舵取りがされる様をここまでリアルに記載したは珍しい。 環境の変化を受け入れ、新しい環境に向き合うことは大変な苦痛が伴う 環境変化の最中で進むべきベストの道を指し示すことはどんなに有能であっても不可能である など、機械ではない生身の人間としての経営者の葛藤が、生々しく語られており、読み物としての面白みも充分にある。 その中で最近のインターネットの動向を考える上で、参考になったフレーズが下記。 顧客が

    顧客の購買習慣を変化はゆっくり時間をかけて進行する - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2006/02/21
    既存メディアは「ブログ?所詮素人の作るもので、結局大多数の人はテレビや新聞に依存しているから問題にはならない」ときって捨てるのではなく、変化がどの程度進行しているのかを注視すべき
  • 書籍出版は古典的か? - Thoughts and Notes from CA

    このを読む前は、「梅田氏はなぜ(ブログではなく)を出版するのだろう」と思っていたが、結局のところ、「今の時代になってもブログから情報を得ることをしない(できない)ような経営者、エスタブリッシュ層が日にはたくさんいるので、その手の人たちに彼のメッセージを伝えるには古典的な書籍という手段に頼らざるをえない」という悲しい現実を良く知っている彼だからこそのアプローチなのであろう。 『「ウェブ進化論」はなぜ「書籍」として出版されなければならなかったのか』 梅田さんの『ウェブ進化論』の出版をして、Life is beautifulで、ブログではなく「古典的な書籍という手段に頼らざるをえない」という表現がされているが、少し違和感を覚える。ターゲットの読者層の中に、エスタブリッシュメント層がはいっているであろうことは否定しないが、じゃぁターゲットはそのような人だけかと言ったら決してそうではない。「ウ

    書籍出版は古典的か? - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2006/02/17
    強調すべきは、「ブログから情報を得ることをしない(できない)」人が多く存在することではなく、ブログと書籍の2つがミックスされることによる楽しみを知らない人が多く存在するということ
  • 古い感覚を総動員した理論武装 - Thoughts and Notes from CA

    新しい現象に対し、「古い感覚を総動員した理論武装」で戦うな 9月16日新潮社主催の梅田さんの講演会に参加してきた。 「ケチャップのふた」の話から「オープンソースというインターネットの強みがフルに活かされた成功体験」の話まで、興味深い話が多かったが、上記のPhraseが最も印象的だった。 「大変なパラドックスになっていて、これはなんとかしなければならない」と言っていたが時代に対する危機感ももちろんあるのだろうが、梅田さん自身が日のエスタブリッシュメントの方と接する過程で苦心されてきたのだろうなぁ、と感じられた。 パラドックスとは、「一見すると筋が通っているかのうように見えるけど、大きな視点でみれば謝った結論を導き出す思考方法」ということだが、日を先進国に頑張って押し上げたものすごい優秀な人が、ものすごい頑張って、なんとか筋を通そうとするから余計やっかいなのだろう。 講演会のQ&Aの際に、

    古い感覚を総動員した理論武装 - Thoughts and Notes from CA
    yukio2005
    yukio2005 2005/09/20