こんにちは。グラフィックファシリテーターのやまざきゆにこです。前回は、本音を言える安全な場をつくるために、あの手この手の仕掛けをご紹介しました。そしてあの手この手で本音が、特に不平・不満が聞こえてきたら、議論が[他責]から[自責]に切り替わっていくと、第18回で述べました。今回は、そんなポロッと聞こえてきた不平・不満を、実際に逃さずキャッチして、 [紙に定着]させることを実践してみましょう!というお話です。 ふつうなら書き留めない不平や不満こそ、聞こえてきたそばから、紙やホワイトボードの隅でいいので、みんなの見えるところに書き留めてみてください。参加者の発言の中から面白いぐらいにその不平や不満が減っていきます。消えていきます。逆に書き留めておかないと、いつまでたっても出来ない理由や愚痴が繰り返されてしまう。ネガティブな発言こそ紙に定着させるということが、会議の結論や決定事項のその後の実行力