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ブックマーク / himazublog.hatenadiary.org (15)

  • Ruby on Railsの作者より:高まった生産性を仕事を余計にこなすためではなく自分の将来に向けて使おう - himazu blog

    IT ConversationsでRuby on Railsの作者デービッド・ハンソンが2008年5月にRailsConfでおこなった講演が配信されている。そして、以下でも聞ける。 RoRの思想についての言及が冒頭にあるが、大部分は開発者の身の処し方についての講演である。その部分の概要は以下の通りである。 RoRは他のフレームワークや開発手法に比べて生産性について依然として優位性があり、RoRを使って開発していると「余剰開発力」を享受できる。しかし、その状態は永遠には続かない。遅かれ早かれ以下のどれかが起こるから。 他の言語/フレームワークがRoRを凌駕する RoRを凌駕する新たなフレームワークが登場する RoRがメインストリームになる 幸い、どれもすぐには起こりそうになく、RoRでの開発はまだしばらく生産性の点で有利である。その優位性によって生ずる余剰開発力をいかに活用すべきだろうか。も

    Ruby on Railsの作者より:高まった生産性を仕事を余計にこなすためではなく自分の将来に向けて使おう - himazu blog
  • 第一級の仕事に関するリチャード・ハミングの観察と考察 - himazu blog

    ベル研究所のもと所員で、符号理論に「ハミング距離」「ハミング符号」といった名をとどめているリチャード・ハミング博士が、1986年に興味深い講演を行った。講演の主題は、歴史的な成果を残すためには、科学者が研究にどう取り組むべきかということだが、研究に限らず重要な仕事を成し遂げるのに大いに参考になると思う。 講演は50分ほどの体とそれに続く質疑応答で、全体の筆記録がここにある。自分自身の理解を深められればと思い日語に訳してみた。以下の要点を見て興味を持たれたら、ぜひとも講演全体の原文あるいは日語訳を読んでみて欲しい。講演体は訳したが質疑応答はまだ訳していない。 第一級の仕事を成し遂げる秘訣としてハミングが挙げているのは以下の点である。 重要な問題に取り組む 重要でない問題に取り組んでも重要な成果は上げられない。 勇気を持つ 勇気を持って、重要な問題を解決できると信じるならば、そうできる

    第一級の仕事に関するリチャード・ハミングの観察と考察 - himazu blog
  • あらゆる活動に関するイノベーションの手引き書 - himazu blog

    Innovation: The Five Disciplines for Creating What Customers Want 作者: Curtis R. Carlson,William W. Wilmot出版社/メーカー: Crown Business発売日: 2006/08/08メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 40回この商品を含むブログ (1件) を見る「Innovation」はイノベーションを成功させるための方法論を、実例を交えて説いたである。ここで言うイノベーションは技術分野に限らない。トヨタ生産方式による生産のイノベーションはもちろん、あらゆる活動がイノベーションの対象になる。筆者のカーチス・カールソンはSRIインターナショナル(SRI International)社長、ウィリアム・ウィルモットはカールソンと協力してイノベーション・セミナーをおこなっている

    あらゆる活動に関するイノベーションの手引き書 - himazu blog
  • 世界人口は21世紀中に減少に転じ世界全体が高齢化する - himazu blog

    少子高齢化は日の課題である。先進国の多くがかかえている問題でもある。実は先進国に限らずほとんどの国が少子高齢化への道を歩んでおり、世界全体が高齢化社会に向かっていることを、2004年8月13日におこなわれたセミナーの音声と資料で知った。音声は以下で入手できる。 講演のスライドはここにある。そして、講演全体を文書にしたものがここにある。スライドをすべて含んでいるので、その文書を読めば講演の内容全体がわかる。 その講演はロング・ナウ財団(Long Now Foundation)が月に1回開催している「長期的思考に関するセミナー」(Seminar About Long-term Thinking: SALT)の1つである。講演のポッドキャストのURLはこれである。 講演の中で印象に残った点は以下の通りである。 1970年代に人口爆発が社会問題となった。現在でも世界の人口は増加しているが、増加率

  • どのような話が記憶に残り人を奮い立たせるのか - himazu blog

    米国のラジオネットワークNPRの番組Technationにスタンフォード大学教授のチップ・ヒース氏が出演していた。同氏は組織行動学が専門で、都市伝説の研究している。同氏はMade to Stickというを最近出版し、番組はそのの内容に沿っていた。MP3のファイルは以下でダウンロードできる。 番組の内容は以下の通りである。 記憶に残り広がる話とは 通常、話の中に出てくる数値などの細かい点は記憶に残らない。しかし内容が数字を含めて人々に広く知られた話として以下の例がある。 「人間はの脳の10%しか使っていない」という都市伝説。他の数字が使われていることもあるが、多くの場合は10%である。 「10年以内に人間を月に送る」(A mon on the moon in a decade.)というケネディー大統領の政策。官庁・企業など様々な組織の多くの人が、経理担当者に至るまで、その目標を意識してい

    どのような話が記憶に残り人を奮い立たせるのか - himazu blog
  • YouTubeを辞書の補助として使う - himazu blog

    The Tipping Pointという読んでいたら、以下のような部分があった。 Airwaking is the name given to the skateboarding move in which the skater takes off from a ramp, slips his board from under his feet, and then takes one or two long, exaggerated strides in the air befor landing. airwalkというスケートボードの技について、これでだいたい分かるのだが、具体的なイメージが沸かない。そこでYouTubeでairwalkを検索したら、その中に以下の映像があった。 これで、具体的なイメージもつかめた。 写真であればFlickrで探すところだが、動作についてはやはり動画を見

    YouTubeを辞書の補助として使う - himazu blog
  • ウェブ進化論・ウェブ人間論は「ウェブ」のみについてではないが - himazu blog

    梅田望夫氏のウェブ進化論、ウェブ人間論どちらも題名に「ウェブ」ということばが使われているのに違和感を感じていた。インターネット技術の文脈で「ウェブ」という言葉はワールド・ワイド・ウェブ(WWW)のことを指す。しかし、どちらのも広くインターネット上で起こっていることを論じており、WWWは重要な位置を占めるが、すべてではない。 ところで、ウェブ2.0ということばはどうだろうか。百人百様の定義があることばだが、使い始めそして広めたティム・オライリーはWWWに限らないと言っている。「Words as Pointers, and the Meaning of Web 2.0」と題するブログ記事でそう述べている。氏によればSkypeはHTTPもHTMLも使っていないが、ウェブ2.0である。そして、氏は同じことを年を経るにしたがって違ったことばで表すようになっている。 infoware the int

    ウェブ進化論・ウェブ人間論は「ウェブ」のみについてではないが - himazu blog
  • Amazon.comのシステムは広義のSOAでできている - himazu blog

    ウェブサイトACM Queue上のACM Queue CastというポッドキャストでAmazon.comのCTOがインタビューを受け、Amazon.comのシステム・アーキテクチャについて語っている。リンク先には音声ファイルと共に、筆記録もあるので勉強にもいいと思う。私は以下の点が印象に残った。 アマゾンのシステムは広い意味のService Oriented Architecture (SOA)でできている。SOAと言うと今はXMLを使ったウェブサービスを構成要素することが多いが、そういう狭い意味ではなく、疎結合された多くのサブ・システムによって構成されているという意味である。 たとえばDBMSに直接アプリケーションがアクセスすることはなく、データ・サービスのAPIを通じてアクセスする。そのAPIはXMLを使ったウェブサービスの場合もあれば、別の技術に基づいたプロトコルで提供されていること

    Amazon.comのシステムは広義のSOAでできている - himazu blog
  • RSSに関心があるならAtomに注目するべき - himazu blog

    RSSと同様に、ブログやニュースサイトの記事の一覧を示すデータ形式として、Atomという形式が使われている。普及度はRSSのほうが高く、Atom 1.0とRSS 2.0では記述能力にそれほど差がないことから、新たにRSS的データを生成するのであればRSS 2.0だけを考えればいいのではないかと思っていた。 しかし、IT ConversationsでAtom As A Case Studyという講演を聞き、私の認識は間違っていたことが分かった。この講演は2006年3月に開催されたETech 2006でおこなわれたものである。以下は同講演の概要である。 RSSは仕様の凍結が宣言されている。仕様の明確化はおこなってもよいが、拡張をほどこすのであれば、「RSS」という名前とは別の名前を使わなければならない。 RSSには幾つも改善すべき点があるので、RSSではない、新たな標準を策定しようとIETF

    RSSに関心があるならAtomに注目するべき - himazu blog
  • 特殊な鍵を挿してたたくだけのピッキング「鍵たたき開錠」 - himazu blog

    概要 熟練を要せず、特殊な鍵を鍵穴に挿し、それをドライバーの取っ手などでたたいて、数秒で鍵を開けてしまう「鍵たたき開錠」とでも言うべき手法がある。その手法について警告を発しているグループ(後述のToool)によれば、従来から安全性が低いとされている種類の鍵だけでなく、ディンブル鍵などの安全性が高いとされている鍵にも適用できるとのことである。更に、この手法は高価な鍵に対してのほうが安価な鍵に対してより有効なことが多いそうだ。高価な鍵は加工精度が高く、それのために、この手法に弱くなってしまっていると言う。この手法では開けられない鍵も存在するが、まだ少ないようだ。 手法の名前 この手法は、鍵をたたくことから英語では「lock bumping」あるいは「key bumping」と呼ばれている。日語では「鍵たたき開錠」と呼ぶのがいいのではないかと思う。そして、この手法で使われる特殊な鍵は「bump

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  • WEB2.0アプリのデータセンターに日本の社会インフラは不利 - himazu blog

    大規模インターネットアプリケーション向けのデータセンターでは電力消費が大きな問題である。電力料金が相対的に高い日では、データセンター立地の上で不利である。昨日と今日見聞きした2つの話からそう感じた。背景として、Googleの出費の最大の項目は電気料金であると言われている。Sunのジョナサン・シュワルツ社長がそういう話を講演で披露していた。 昨日と今日見聞きした話と言うのは、マイクロソフトが大規模データセンターを建設していることである。具体的にはO'Reilly Radarのこの記事と、National Public Radioのここ(ストリーミングが聞ける)である。この他Googleがコロラドに大規模データセンターを建設中という話もある。 データセンターの立地には電力が安く安定して供給されることが条件になっている。マイクロソフトが建設中の場所では近くの水力発電所から1キロワット時当たり1

    WEB2.0アプリのデータセンターに日本の社会インフラは不利 - himazu blog
  • ウェブ上のビデオ編集ソフトEyespotの利点 - himazu blog

    ウェブ・アプリケーションとして実装されているビデオ編集ソフトEyespotには、従来型のビデオ編集ソフトにはない利点がある。ユーザーが提供した素材があることである。ポッドキャストInside the Netの第26回でEyespotを紹介していて、その中でこの利点が挙がっていた。 ビデオ編集ソフトをパソコンにインストールしても、編集する素材がなければ使いようがない。Eyespotでは日々、新たな素材がユーザーから提供されるので、自分では一切素材をアップロードせずに、他人の素材だけで作品を作ることもできる。 ウェブ上のアプリケーションではファイルやデータの共有がやりやすいし、ごく自然におこなえる。その利点を生かせばいろいろなアプリケーション・プログラムの新たな使い方が生まれるのだろう。

    ウェブ上のビデオ編集ソフトEyespotの利点 - himazu blog
  • 日本でポッドキャストを聞いている人はかなり少なそう - himazu blog

    6月8日(木)、「podcasting概観」と題してInterop 2006でポッドキャストの話をした。スライドをここに置いた。聞きに来ていた人30〜40人に以下のことを尋ねた。 ポッドキャストを聞いたことがない→0 定期的に聞いているポッドキャストがある→5人くらい 定期的に聞いているポッドキャストが5つ以上ある→1人 その場にデジタル音楽プレーヤーやPDAを音楽が聞ける状態で持っている→ほぼ全員 聞きに来た人はポッドキャストに関心がある人のはずで、デジタル音楽プレーヤー等を持っているにもかかわらず、ポッドキャストを定常的に聞いている人は皆無であるというのが興味深かった。 日でポッドキャストが広く活用されるためにはブレークスルーが必要なようである。たぶん、コンテンツの充実と操作性の向上の両方が必要だろう。iPod+iTunesは基的に音楽を聞くたのインターフェースで、ポッドキャストを

    日本でポッドキャストを聞いている人はかなり少なそう - himazu blog
  • himazu blog - 自分の能力を固定的に考える人と成長し続けると考える人

    人間は2つのタイプに分けられるという。自分の能力は固定して変わらないと考える人(fixed mindset=固定思考)と、ずっと成長し続けると考える人(growth mindset=成長思考)である。スタンフォード大学の心理学の教授で「Mindset -- The New Psychology of Success」の著者のキャロル・ドウェック(Carol Dweck)の発言である。ラジオ番組Tech Nationでのドウェックへのインタビューの最初でそう述べている。リンク先ではインタビューのMP3ファイルがダウンロードできる。このブログ記事はそのインタビューの内容紹介である。 能力を固定的に考えている固定思考の人にとって、人生とは失敗を犯さず、知的に見えるように振る舞い、自我を誇示することを通じて自分の存在を証明することであり、成長は関係がない。成長し続けると考える成長思考の人にとっては

    himazu blog - 自分の能力を固定的に考える人と成長し続けると考える人
  • 1週間に4時間しか働かない人の仕事術 - himazu blog

    1週間(1日ではない)に4時間しか働かない会社社長が、効率的な仕事のしかたの指南をしている講演があった。3月にテキサス州でおこなわれたSouth by Southwestというメディア関係のイベントの中でおこなわれた「The 4-Hour Workweek: Secrets of Doing More with Less in a Digital World」と題する講演である。以下で講演のMP3ファイルが入手できる。 また、このほかの講演・パネル討論の音声はここで入手できる。 講演の概要は以下のとおりである。 講演者 私の名前はティム・フェリス(Tim Ferriss)。プリンストン大学で非常勤講師をし、ハイテク分野での起業にについて教えている。そして、スポーツ飲料・品の企画・製造をおこなう会社を経営している。世界15ヶ国に製品を卸している。 起業から現在まで 私は2000年に起業し、

    1週間に4時間しか働かない人の仕事術 - himazu blog
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