TechCrunch が Flash に関する興味深い記事を載せている。 「アップルが Flash を嫌っているのは周知の事実だ」と書き始めた Erick Schonfeld は、CS5[Creative Suite 5]が登場すれば環境は激変するという。 TechCrunch: “This Will Be The Year Adobe’s 2 Million Flash Developers Come To The iPhone” by Erick Schonfeld: 10 January 2010 TechCrunch Japan: “デベロッパーに朗報―Adobeの新CS5はFlashアプリをiPhone向けに自動コンバート” by 滑川海彦: 12 January 2010 * * * Flash デベロッパの次期開発ツール CS5[現在ベータ]には「Packag
[表参道の孫社長と上戸彩] iPhone 3GS が 3G に比べていかに早いかという記事で溢れている。 iPhone 3.0 にアップグレードした自分の iPhone 3G も体感できるほどスピードアップしのだから、きっと 3GS の早さは本当に違いない。 優れたテクノライターにしてアップルウォッチャーでもある John Gruber が、iPhone OS 3.0 のカット&ペーストがすばらしいことを取り上げている。 Daring Fireball: “Copy and Paste” by John Gruber: 26 June 2009 * * * iPhone でブログ投稿 自分のブログ「Daring Fireball」にリンクを投稿するのに iPhone を使う回数は、あなたが考えるよりずっと多いと思う。昼間の仕事で WWDC のようなカンファレンスに出かけると
[Peter Steiner’s Cartoon] 雑誌 The New Yorker(1993 年7月)に載った Peter Steiner のマンガ。 そのキャプションは: “On the Internet, nobody knows you’re a dog.” インターネットじゃ犬だってことは誰にも分らない。 インターネットというバーチャル空間での存在は現実空間の実体からは隔離されている。そんなインターネットの匿名性を示す例として一躍有名になった。 * * * ひょっとすると・・・ そういえば、当ブログの主(あるじ)を実際に見知っているのは家族だけだ。 病気のあと立ち上げて、10か月が経った。 マックのことなぞ興味ない家族は、健康のためなんとかブログを辞めさせようとしたがそれもかなわず、今では健康チェックの代わりに利用している。 ブログが更新されている間は倒れず元気
Apple building YouTube support into Snow Leopard By Katie Marsal Published: Monday, April 27, 2009 11:00 AM EST Apple は YouTube への支持をいっそう鮮明にし、Google が所有する同動画共有サービスへのサポートを組み込むことで動画標準をオープンにして、Mac OS X 10.6 Snow Leopard に含まれる同社のフラッグシップ・アプリケーションのひとつとするようだ。 QuickTime X Player の新バージョンの 画面記録から明らかになったのは、同リリースにはいくつかの動画共有オプションが含まれていることだ、と同メディアプレーヤーのベータ版に詳しい人々は明かしている。 特に同アプリケーションでは、ユーザーが対応する動画ファイルを直接 YouTube
先日、宿題の形にしてあえて私の意見を書かなかった「Appleが打つべき次の一手」。さまざまな意見が集まって私自身にとってもとても良い勉強になったが、やはり戦略として重視すべきなのは
iPhone の本質を見事に喝破した非常に優れた考察がある。John Gruber の「複雑系」。 Daring Fireball: “Complex” by John Gruber: 01 April 2009 * * * 複雑系 「正常に機能する複雑なシステムは必ず正常に機能するシンプルなシステムの上に構築される。逆命題も真のようだ。すなわち、ゼロから設計された複雑なシステムは決して正常に動かず、また動かすこともできない。正常に機能するシンプルなシステムからやり直すより他ない。」 —JOHN GALL “A complex system that works is invariably found to have evolved from a simple system that worked. The inverse proposition also appears
スタンフォード大の iPhone プログラミング講座のビデオが公開されるというので矢も楯もたまらず飛びついた。 無謀なことは分っている。 当方にはプログラミングの知識も経験もまったくない。まるでムチャな話だ。 ムチャを承知で、とにかく付いていけるところまで行ってみようと思う。 まったくのシロウトが覗いてみた名門大学の授業の印象・・・ * * * 学生みたいに若い講師 とにかく講師が若い。Evan Doll と Alan Cannistraro というアップルの現役社員だ。[冒頭画像参照] 講師の経歴はつぎのとおり: Evan Doll: Evan はスタンフォード大コンピュータサイエンスコースの卒業生。アップル歴5年。Final Cut、Aperture などの Pro Apps の仕事を経て、iPhone team for version 1.0 に参加、以後のリリースに
90年代にIBM、Microsoft、Apple各社が巨額の開発費を投じて作っていた「戦略的OS」がすべて失敗してしまったことを皆さんはご存知だろうか? IBMが作っていたのはOS/2。元々はMicrosoftとの共同開発だったが、途中で仲違いをしてしまい、最後はIBMだけが細々とサポートしていたことすら覚えていない人が多いとは思うが、Windows95の成功であっというまに市場から消えてしまったのがOS/2。具体的な数値は公開されていないので分からないが、両社が数百人体制で数年間開発していたので、少なく見積もっても日本円で数百億円は投じられたことは間違いない。 Cairoの方は私自身が初期のころにいたこともあるし、最終的には「Chicago(Windows95のプロジェクト名) vs. Cairo」の戦いの最前線にいた私としては知りすぎている点も多いのだが、一つだけ確かなのは、プロジェク
iWork'09の気になる新機能 iWork'09は、ドキュメント制作ソフトのPages、表計算ソフトのNumbers、プレゼンテーションソフトのKeynoteの3本のアプリケーションで構成されている。今回のアップデートで顕著に目立つのは、Pagesの強化だ。 現在でこそMicrosoft Wordと競合するPagesは、当初ページレイアウト指向のアプリとしてWordとは違った性格を持っていた。ところがPages'08からはレイアウトに加えてワードプロセッサのモードを取り入れ、Word 2008もまたページレイアウト指向を取り入れた。Mac上のメジャーなドキュメントアプリはページレイアウトとワードプロセッサの2つのモードを使い分ける流儀が定着しつつある。 今回のPagesの強化ポイントは、特にワードプロセッサの機能に力点が置かれているように感じる。まず気に入った機能は、フルスクリーンモード
[manufacturing process] 「Brick」のウワサが登場して以来、いろんな説が出てきた。 なかでもこれは決定打のような感じがするのだが・・・ 9 to 5 Mac: “The ‘Brick’ is…” by Seth Weintraub: 04 October 2008 * * * 高品質のアルミブロック まずハッキリさせておくと、MacBook の Brick とは航空機クラスの高品質のアルミブロックのことだ。話はすべてそれからだ。 [MacBook Brick] The MacBook Brick is a block of high-quality, aircraft grade aluminum. It is the beginning. 何の話かって? The beginning of what? MacBooks を作るまったく新しいアップ
Mac用のアプリケーションは開発するのが難しいとよく言われます。 実際、難しいですし、MacOSXでの開発で使うObjective-Cも非常に変態的個性的で習得の壁も高いような気がします。 しかし、最近では少し事情も変わってきてさくさくっと開発できるようにもなってきています(もちろん、その先には大きな壁が立ちはだかってはいるのですけど)。 今回は、CoreDataというフレームワークを使って、コードを書かずに(一行も!)アプリケーションを作ってみます。 まるで魔法のようにアプリケーションが完成するので、ぜひ、実際に手を動かしてみてください。 Xcodeを起動する まず、開発環境であるXcodeを起動します。 HDD内のDeveloper/Applicationsの中に入っています。 もし、まだXcodeをインストールしていない場合は再度インストールを行う必要があります。 以下のリンク先のド
2008年6月10日、アップルは本日、OS X Leopardの素晴らしい成功を土台とし、世界で最も先進的なオペレーティングシステムの次期メジャーバージョンとなるMac OS® X Snow Leopardをプレビューしました。Snow Leopardでは、新機能の搭載にフォーカスするよりも、OS Xの性能をさらに高め、新しい品質基準を打ち立て、将来のOS Xの革新に向け基礎を築くことに主眼が置かれています。Snow Leopardはマルチコアプロセッサに最適化されているほか、グラフィックプロセッシングユニット(GPU)の膨大な計算能力を利用し、飛躍的な量のRAMの搭載を可能にし、QuickTime® Xによる新しくモダンなメディアプラットフォームを特長としています。Snow LeopardはそのままでMicrosoft Exchange 2007をサポートすることが可能で、約1年後の出荷
オンライン調査会社Net Applicationsは、6月にAppleがMac OS Xで獲得した市場シェアが、7.94%に達したことを発表した。現在のMac OS Xの成長率が、毎月0.18%増を記録していることからすれば、Macは7月末までに、世界のデスクトップオペレーティングシステム市場の8%を確保するようになることを意味する。Linuxも、まだ0.8%と低いシェアではあるものの、引き続き上昇傾向にある。 では、減少傾向にある、唯一の主要なデスクトップOSとは何であろうか?それはWindowsである。Inquirerが伝えているように、Macのシェアは32%増となったのに対して、実際のところ、Windows XPは1%減、Vistaはわずかに2.56%増となった。Windows全体としてはどうだろうか?Windowsのシェアは、2.45%減となってしまった。 Macの販売ペースは、い
Mac OS X Leopard Server に向かって: コラボレーション情報共有サービス [Page 2] By Prince McLean Published: Monday, October 22, 2007 09:00 AM EST Unix をめぐる戦争 1988 年 AT&T は Sun および SCO と手を組んで、AT&T の商用 Unix、SunOS、BSD、そして SCO の「SVR4」仕様に PC 互換機能を組み合わせた統一 Unix リリースを作成した。 Sun がすでに Unix 市場であまりに強い影響力を持ってしまっているのではないかとの恐れから、Digital、IBM そして HP に率いられたライバルの Unix ベンダーらは OSF と呼ばれる独自のアライアンスを形成した。 この分裂によって Unix 市場は分断され、Unix ベンダーは Open G
Mac OS X Leopard Server に向かって: コラボレーション情報共有サービス By Prince McLean Published: Monday, October 22, 2007 09:00 AM EST Leopard には、個人ユーザのための Mac デスクトップのパフォーマンスおよび利便性を優れたものにし、併せてオフィス環境においてネットワーク化されたマシーンのために新しいコラボレーションサーバ機能を提供するために、隠れた部分およびそのユーザーインターフェースの両面で一連の変更が施されている。 そして今や、サーバおよび共有サービスも家庭へと進出しつつある。そこで、ここでは、ファイル共有およびコラボレーション用情報サービス、そして Mac OS X 内部での設計は何が起源となっているのかに関連して、Leopard および Leopard Server の新機能を見
[PR] 本ブログの商品紹介リンクには広告が含まれています 河村さんが《インテルブロガーミーティングで考えたこと。》に書いていたこと。Intel Centrino Atom が世間にどういう変化を起こすかというお話。このCPUが、VistaやXPが動く高性能PCが手のひらにのる、簡単に持ち運べるPC…の登場を促す。夏以降、そのようなマシンが各社から様々,登場してくるという…。 これらの端末をどのように使うかを考えるというグループ・ディスカッションでも話したのだが、汎用高性能小型PCというコンセプトよりも専用単機能小型ガジェットが沢山あるというイメージの方がより楽しい未来を想像できる気がする。これ、賛成一票。 以前に《統合デバイス神話 [専用機 vs. 汎用機]》でも同じ趣旨のことを書いたのんだけど、あの汎用モーターの話に沿って書くと、この場合汎用モーターがCPU(とチップセット)ね。モータ
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