Lotusの躍進が著しい。「IBMでは、10億ドルを投じて推進してきたUCC戦略が実を結び始めたのだと考えられる」とeWEEK。その背景には何があるのだろう? 米IBMのLotus Softwareグループでゼネラルマネージャーを務めていたマイク・ローディン氏が昇進していたことが分かった。同グループが、前年同期比17%増となり第1四半期の売上げを発表したのは、4月16日の2週間前のことである。 IBMの広報担当者はeWEEKの取材に対し、ニューヨーク州アーモンクに本拠を置く同社は、4月1日付けでボブ・ピチャーノ氏がLotus部門のトップに就任したことを明らかにした。ピチャーノ氏は以前、IBMの世界情報管理販売担当副社長だった人物である。 また、ローディン氏は7月1日から北欧のソフトウェア/ハードウェア/サービス販売分野を率いることになるが、それまではピチャーノ氏の業務引き継ぎをサポートする