『皆殺しの天使』をDVDで鑑賞。 昨年のベストだという人も多かったウディ・アレン監督の『ミッドナイト・イン・パリ』の中で、1920年代のパリにタイムスリップした主人公がルイス・ブニュエルにむかって「いいアイデアがあるんです。晩餐会を開くんだけど、客がその場所から出られない」と言い、何度理由を聞いても主人公が答えてくれないというギャグがあったが、それの元になっている作品。最近シネフィルな後輩が入ってきて、おすすめされたんだけど、これがビンゴだった。レンタル店にはないんだけど、図書館にあるというので借りた。そもそも図書館で映画を借りるという発想がなかった。 上記で軽く触れたが、ストーリーはほぼなく、ブルジョアな方々が「ご機嫌いかがざんす?」って感じで、明け方までパーティーを開くんだけど、何故かそのパーティー会場から出られない/帰れないという不条理劇。 宇多さんが『エル』のことを「コメディなんで