“余計なものは排除し、エレガンスとその内に秘められた狂気を表現したコレクション”と銘打った2020SSコレクション。ブラックやチャコール、ネイビーといったストイックなカラーパレットで押し通したコレクションの仕上げが、フォトプリントだった。 デザイナーの高橋盾がそのプリントに選んだのはアメリカの写真家、シンディ・シャーマンの作品。B級映画やフィルム・ノワールのヒロインに扮したみずからを被写体としたその作品は生意気、性差別主義者、呆れるほど無知……といった具合に当時はさんざんな評価だったというが、モノクロのそれは目を逸らすことのできない強さを感じる。 高橋はこれをテロテロのテンセルのスウィングトップにのせた。ミニマルなデザインワークだから生きるフォトプリントであり、「もし、私がこの時代とこの場所に生まれていなければ、こうした表現をすることはなかったでしょう。そして私がもし男だったら、このような
新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言をめぐり、休業を要請する事業者の範囲があいまいだったことに百貨店業界は振り回された。 【対象業種公表】都の休業要請、協力金50万~100万円 宣言が出る前の6日夜に公表された東京都の対応案で、要請範囲に百貨店が含まれていたこともあり、百貨店大手は7日に早々と当面の臨時休業を相次ぎ発表した。食料品フロアを含めて全面的に休むところも出た。 ■経産省「なんて勝手なことを」 これに、政府側がすぐさま反応した。「なんて勝手なことをしてくれるんだ」。宣言が出た7日夜、大手4社のトップが東京・霞が関の経済産業省の庁舎に呼ばれ、宣言前に当面の休業を決めたことをそう非難された。関係者によると、経産省がこだわっていたのは食料品を売る「デパ地下」だ。 緊急事態宣言では、各知事が使用制限を要請できる施設に百貨店も含まれている。ただ、食品や医薬品といった生活必需品は除外されており
アンドリュー・リチャードソン/「リチャードソン」クリエイティブ・ディレクター:イギリス生まれ。1989年にフォトグラファーのスティーブン・マイゼルの誘いでニューヨークへ渡り、スタイリストとしてファッション業界でのキャリアをスタート。マドンナの写真集「SEX」や「シュプリーム」のキャンペーンなどの広告を手掛け、その後、セックスとセクシュアリティをテーマに掲げたインディペンデントマガジン「リチャードソン」を1998年に創刊。不定期刊行物としてこれまでに9号を発行し、サーシャ・グレイやブラック・チャイナら女性が半裸で表紙を飾るのがお決まり。2010年ごろから同名のブランドもスタートしている PHOTO : YOSHIAKI HIKINUMA アンドリュー・リチャードソン(Andrew Richardson)が1998年に創刊したニューヨーク発インディペンデントマガジン「リチャードソン(Richa
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く