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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (76)

  • タイの政変が隣国カンボジアに深刻な影響及ぼす 国境にあふれる人、オープンしたばかりのイオンモールでは物流に障害・・・ | JBpress (ジェイビープレス)

    カンボジア北西部、タイとの国境の街ポイペト。カンボジアとタイをつなぐ主たる陸の玄関口とはいえ、普段はカジノを楽しみに来るタイ人や陸路を旅するバックパッカー集団が通る程度の小さな国境の街である。 その小さな国境検問所に、6月中旬から7月にかけてカンボジア人が殺到、その数は2週間程度の間に20万人をゆうに超えたとも言われる。2006年9月以来となるタイのクーデター勃発の影響により、タイから逃げ戻るカンボジア人が大挙して国境に押し寄せる事態となったのだ。 8年ぶり19回目と、ある意味“クーデター慣れ”していると揶揄されるタイ国内では、前回の反政府デモの際の空港封鎖のような大きな混乱を招く事態にまでは発展しないまま今日に至る。 だが、意外なところで直接あおりを受けたのが、6月28日に隣国カンボジアの首都にグランドオープンした「イオンモールプノンペン」だ。 タイのクーデターでアジア最大規模のイオン

    タイの政変が隣国カンボジアに深刻な影響及ぼす 国境にあふれる人、オープンしたばかりのイオンモールでは物流に障害・・・ | JBpress (ジェイビープレス)
    yyamano
    yyamano 2014/07/28
  • 外務省調査で分かった「日章旗書き換え」「ハングル看板設置」の実態 メディアの情報を安易に信じず、自分の頭で考え取捨選択すべし | JBpress (ジェイビープレス)

    今回の『中山泰秀のやすトラダムス 』(7月13日放送/Kiss FM KOBEで毎週日曜24:00-25:00放送)では、フィリピンの小学校で起きた日章旗の書き換え問題などのニュースを取り上げたほか、中韓の接近で様変わりする北東アジア情勢について解説した。(今回は東京・渋谷からの出張放送) 「日章旗の書き換え」は朝鮮日報の誤報 中山 日政府が学校の環境改善事業の一環として改装して建てたフィリピンの学校の外壁に描かれていた日の丸が、韓国によって太極旗に書き換えられるというニュースがありました。私はこの報道を7月9日に友人からの連絡で知り、さっそく外務省に事実関係を確認してもらいました。そして同日、同省から次の内容の回答を得ています。 1.6月28日付韓国朝鮮日報に、過去に日が支援したフィリピン・トロサ市のサンタエレナ小学校において、昨年の台風被災地域の復旧のためフィリピンに派兵されていた

    外務省調査で分かった「日章旗書き換え」「ハングル看板設置」の実態 メディアの情報を安易に信じず、自分の頭で考え取捨選択すべし | JBpress (ジェイビープレス)
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    yyamano 2014/07/18
  • 白日のもとにさらされた地方議会の品質 号泣県議と出来の悪いヤジ | JBpress (ジェイビープレス)

    兵庫県の野々村竜太郎県議が辞職した。野々村氏は政務活動費の使途が大問題になり、号泣場面が何十回とテレビで放映された。みっともないと言う他ない。 テレビなどでは、「城崎や佐用に何をしに行ったのでしょう」などというピンボケの報道ばかりがなされていた。フジテレビの「とくダネ!」のMCである笠井信輔氏などは、「当は純粋な人なんでしょうね」などと、聞いていて椅子から転げ落ちそうになるような批評をしていた。嘘八百の報告書を提出し、公金を詐取していたと見られても仕方がない輩のどこが純粋なのか。テレビの無責任さを象徴するような発言であった。 テレビにとってはおいしい映像ネタ 大体、議員になってから3年間で345回の日帰り出張、2013年度は1年間で195回の日帰り出張、使った公金は3年間で約780万円、2013年だけで約300万円だ。しかも2013年度で言えば、出張先は東京、福岡、城崎、佐用の4カ所のみ

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    yyamano 2014/07/14
  • 外資系企業で成功するための10か条 若者よ外資系はいいぞ~その5 | JBpress (ジェイビープレス)

    外資系で実際働き始めると、外資系ならではの苦労も多い。薦める以上、外資系で仕事をするなら、キャリアをぜひ「楽しく成功」させてほしい。 外資系で成功している人を見ると、必ずしも天性のスターということはない。ビジネスセンスが良かったり、チームを引っ張って行くのがうまかったり、活躍の仕方は様々だ。 共通して言えるのは、外資系という組織にフィットしている(させている)ということだ。今回は、外資系の組織の特徴を把握して、その中で活躍できるようにしていく工夫をご紹介したい。 自分を組織にフィットさせることが成功への第一歩 どんな組織でも、自分が組織を変える力がなければ、自分が組織に適合するしかない。力がつけば、組織を形作る側に回ればいい。まずは、組織の特徴を掴むことが必要だ。 外資系で働き始めると、いくつかの組織運営の特徴が見えてくるだろう。 まずは、自分の将来は誰も決めてくれないこと。自分がどこに進

    外資系企業で成功するための10か条 若者よ外資系はいいぞ~その5 | JBpress (ジェイビープレス)
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    yyamano 2014/06/17
  • 日本は「親中国家」カンボジアを引き寄せられるか? 複雑な地政学に翻弄される東アジアの小国 | JBpress (ジェイビープレス)

    カンボジアの首都プノンペンに来ている(5月29日記)。気温は36度と、うだるような暑さである。ちょうど真夏の季節だ。旅の3日目というのに、すでに頭が少し朦朧としている。 タイで突然起きたクーデターのせいで、バンコク経由のフライトを諦め、シンガポール経由で首都プノンペンへと到着した。プノンペンの市街は、大型の四駆とバイクであふれていて、ずいぶん平和な風景が拡がっていた。 今回の訪問は、カンボジアの知識人たちと、最近の中国との緊密な関係や、ますます激化する南シナ海問題について意見交換をするのが目的である。 アジアの友人たちからは、「カンボジアはもう中国の影響下にどっぷりとつかってしまっているので、どうしようもない」と、さんざん聞かされてきたこともあって、カンボジアの人々が日人を前にしてどんなふうに話を切り出すのか、天の邪鬼の筆者には、むしろ募る興味を抑えての訪問となった。 日をはるかにしの

    日本は「親中国家」カンボジアを引き寄せられるか? 複雑な地政学に翻弄される東アジアの小国 | JBpress (ジェイビープレス)
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    yyamano 2014/06/06
  • ナショナリストたちの危険な駆け引き アジア地域の4大大国、錯綜する指導者たちの思惑:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年5月23日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) インドで新たな首相が誕生する。これにより、アジアの4大大国すべてが今、好戦的なナショナリストに率いられることになる。戦後秩序の多国間主義の前提が、大国間競争への回帰に取って代わられようとしている。ナショナリズムが勢力を増しており、台頭する東方ほどそれが顕著なところはない。 一見したところ、インドの総選挙でのナレンドラ・モディ氏の勝利は、地政学とはほとんど関連がないように見えた。モディ氏は、インド国民会議派の無能力と汚職にうんざりした国に向かって訴えかけた。同氏の公約は、経済成長の加速と生活水準の向上だった。 だが、モディ氏の野望は、国内を超えたところにまで及んでいる。インドは国際舞台で中国に対抗できる国になるべきだ、というのだ。 モディ氏のヒンドゥー民族主義は、地域のムードに合致している。中国の習近平国家主席は、中華帝国の過去の栄華

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    yyamano 2014/05/26
  • アジアが以前のような場所でなくなった理由:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年5月22日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) フィリピンの中期成長見通しは中国よりいいかもしれない。北京からクアラルンプールに至るまで、チーズの需要は鉄鉱石よりも大きい。ネール・ガンジー一族はインドに対する支配権を失った。混乱するアジア世界でほぼ唯一見覚えのあることは、将軍たちが再びタイを掌握していることだ。 これほど巨大で多様な地域について語れる限りで言えば、アジアは流動的だ。何年もの間、かなり予測可能なパターンに落ち着いていた後で、変化の歯車がギシギシと音を立てている。2008年の金融危機以降、変わらないものがいくつかあった。 中国は急成長し、地域の成長エンジンになっていた。西側諸国の印刷機によってもたらされた低利資金と低金利は、多くの国が借り入れを増やし、伸びない輸出に取って代わるために必要だった内需を刺激することを可能にした。ミャンマーのような数少ない例外はあるものの、

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    yyamano 2014/05/23
  • あまり自由でない国・アメリカ 自由を尊ぶ文化と細部に至るまで規制したがる衝動:JBpress(日本ビジネスプレス)

    米国は自由の国であり勇者の祖国――。この国の国歌ではそううたわれているが、いつもそう感じられるわけではない。 米品医薬品局(FDA)は先週、電子たばこを通常のたばこと同様に規制する方針を打ち出した。電子たばこが通常のたばこに手を伸ばすきっかけになるという証拠などないにもかかわらず、だ。実際はその逆で、電子たばこは禁煙を手助けする道具なのだ。 電子たばこもダメ、炭酸飲料もダメ、カフェイン禁止も時間の問題か? シカゴ、ボストン、ロサンゼルスの当局はさらに一歩踏み込み、公共の場での電子たばこの使用を禁止している。電子たばこから出る蒸気が使用者やその周囲の人々に害を及ぼすという証拠はない。どうやら、電子たばこを吸う姿が見えるだけで十分に不快であるようだ。 米国はこれまでもずっと、自由を求める衝動と、干渉せずにはいられないというカルヴァン主義的な衝動との間で揺れ動いてきた。21世紀に入って、この振

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    yyamano 2014/04/30
  • 戦争中ブラジルでの日本移民迫害に光当てる 「真相究明委員会」謝罪の背景 | JBpress (ジェイビープレス)

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    yyamano 2014/04/07
  • アメリカで叫ばれ始めた「台湾放棄論」 中国に統一されるのは避けられない流れ? | JBpress (ジェイビープレス)

    1979年の米中国交樹立以来、台湾問題は常に米中関係の「のどに刺さったトゲ」のようなものであった。端的に言えば、米国が「台湾関係法」に基づいて台湾の防衛に必要な兵器を売却するたびに米中関係がギクシャクしてきた。そうした状況が緩和されてきたのは、台湾で馬英九政権が誕生し、中台の関係が劇的に改善されてからである。 そこから、なぜ米国内での「台湾放棄論」が出てきたのか。1つには重要さを増す米中関係を良好な状態で維持する上で、米国にとって台湾の存在が邪魔になったとは言わないまでも、面倒くさくなったことが指摘できる。 さらに言えば、中台の改善が進展した先に、平和的な「統一」の可能性を感知し、米国が台湾から手を引くチャンスが来たということもあるだろう。 研究者、学者たちによる台湾放棄論 ポートランド州立大学のブルース・ギリ―は、「フォーリン・アフェアーズ」誌(2010年1~2月号)に寄稿し、台湾の「フ

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    yyamano 2014/03/27
  • ストで年間63万日以上の労働日が失われる国 役所、病院、ゴミ収集・・・年がら年中誰かが労働者の権利を主張するドイツ | JBpress (ジェイビープレス)

    2月21日、フランクフルト空港がまた壊滅状態になった。空港の警備に当たっている民間会社の従業員たちのストで、空港は終日、ほとんど完璧に閉鎖されてしまったのだ。 Ver.di(サービス産業労組)という組合が、フランクフルト空港の警備に当たっている民間会社の従業員に、午前2時より午後11時まで一切の仕事をしないよう指令を出した。これにより、搭乗前の手荷物検査はもとより、貨物の検査、空港の警備、そして、警備に関するサービス部門がまったく機能しなくなった。 フランクフルト空港の運営を取り仕切っているフラポート社は、フライト客に対して、早めに航空会社に連絡を取り、対策を講じるよう要請。フランクフルトでの発着便の3分の2を占めているルフトハンザ航空も、鉄道など他の手段に切り替えるよう乗客に呼びかけた。「申し訳ありませんが」とか「ご迷惑をおかけしますが」という言葉は、どこからも出ない。 フランクフルト空

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    yyamano 2014/03/26
    ひどい
  • ビットコインの将来:隠された裏側:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2014年3月15日号) 暗号通貨ビットコインが「お金のインターネット」になる可能性 子供の葬儀に間に合うタイミングで父親が見つかった――。最近のマスコミ報道を信じるのであれば、これが暗号通貨ビットコインの世界で起きているお粗末な事態のように思えるだろう。 ニューズウィークは3月6日、なかなか見つからないビットコインの考案者、サトシ・ナカモト氏を突き止めたと報じた。そして3月11日、マウントゴックス――現在の価格にして4億9000万ドルに上る顧客のビットコインを失うまで、長期にわたり同通貨の取引を牛耳っていた日のオンライン取引所――がもう1度、今度は米国で破産法に基づく資産保全を申請した。 実際には、状況はかなり異なる。ニューズウィークがビットコインの父と断定したドリアン・サトシ・ナカモト氏が実は問題のサトシではないことを示す証拠が積み上がってきた。 それ以上に重要な

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    yyamano 2014/03/24
  • 安倍首相を望んだことを悔やむ米国政府:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年2月20日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 安倍晋三首相が率いる日と習近平国家主席が率いる中国との関係を評価するのは極めて簡単だ。どちらも相手をあまり好きではない。日中双方が、政策目標を推し進める道具としてナショナリズムを利用している。どちらも恐らく、相手側に押しがいのある「タフな男」がいることは都合がいいと考えている。 評価するのがそれほど簡単でないのが、日米関係の状態だ。来であれば、日米関係は日中関係よりもはるかに容易に読み解けるはずだ。結局、日は米国にとってアジアで最も重要な同盟国であり、第2次世界大戦の終結後、米軍の戦闘機と部隊を受け入れる「不沈空母」だったのだから。 緊張する日米関係 そして今、数十年間にわたり米国から促された末に、ようやく強固な防衛態勢を築き、平和主義の日が長年大事にしてきた「ただ乗り」の国防政策を見直す意思を持った安倍氏という指導者がいる

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    yyamano 2014/02/21
  • 北朝鮮についにオオカミが来てしまうのか? 通貨の信認失墜の大きすぎる代償 | JBpress (ジェイビープレス)

    「張成沢(チャン・ソンテク)処刑以後、金正恩(キム・ジョンウン)からの具体的な指示はない」。2014年2月4日付「産経新聞」電子版で、張真晟氏が平壌通信員からの報告をもとに金正恩政権の求心力が急速に弱体している現状を生々しく伝えている。 1月5日に綱紀粛正に乗り出した朝鮮労働党組織指導部は、全国での党員登録再調査事業を開始したが、配給がない職場から離脱している党員が多すぎて調査は半月で頓挫してしまったという。 中でも注目されるのが、張処刑に関連して大規模に実施されるとされていた粛清が、「金正日時代の粛清のように、全国一斉に一派が政治犯収容所に引きずられていくような恐怖政治は起きて」おらず、その理由が「最高決裁権者の権力空白のため」だという点である。 国家の威信喪失に直結した「デノミ失敗」 北朝鮮でなぜこのようなことが起きているのだろうか。 そのヒントは、「2009年に行われたデノミ失敗の責

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    yyamano 2014/02/14
  • 年初からの日本株下落は買いのシグナルではない:JBpress(日本ビジネスプレス)

    2月4日火曜日のロイターのトップ記事2がほぼすべてを物語っていた。 1は「円高で日経平均が4カ月ぶりの安値更新」と書いていた。もう1は「トヨタが今期過去最高益を予想」と書いていた。トヨタの記事は続けて、昨年の自動車販売台数が世界最多となった同社の株価が、その朗報にもかかわらず、5.5%下落したと詳述していた。 これは日投資しようとしている投資家にとって問題だ。通貨の動きがすべてを凌駕しており、国内要因のみによって動かされることがほとんどないのだ。今週はファンドマネジャーたちが新興国市場から資金を引き揚げようとしたため、「リスク回避」の動きの一環として円相場が押し上げられた。 円高は、輸出依存型の銘柄だけでなく、すべての日株にとって悪材料と受け止められていることから、日株は大幅に下落し、日経平均は昨年末につけた高値から14.3%下げた。 翌5日は為替市場が比較的落ち着き、円は下

    年初からの日本株下落は買いのシグナルではない:JBpress(日本ビジネスプレス)
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    yyamano 2014/02/07
  • 未来はまだ新興国のものだ:JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2014年2月4日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 1996年のこと。筆者の同僚で友人でもあったジム・ローワーが『Asia Rising(アジアの興隆)』というを出した。ところが、その数カ月後にアジアは墜落してしまった。1997年の金融危機に見舞われたのだ。おかげで彼の著作は、間の抜けたのように見えることとなってしまった。 筆者がジム・ローワーに思いを馳せた(彼は2001年に早世している)のは先週、別のジム――かつてゴールドマン・サックスに在籍していたジム・オニール氏――がラジオのインタビューで、新興国市場に対する自分の強気な見方は正しいと主張するのを耳にしたからだった。 ここ10年間の新興国ブームが格的に始まる直前に、オニール氏はブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、中国(C)の4カ国を指す「BRICs」という言葉を創り出した。先見の明とうまい略語を創る能力が評価され、同

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    yyamano 2014/02/05
  • 月給3万円でも20万円のバイクに乗る国の秘密 | JBpress (ジェイビープレス)

    ベトナムは、世界第3位のバイク保有国である。人口約9000万人に対して、バイクの年間販売高は約300万台。一方、自動車はわずか9万台である(2012年)。いかに、バイクが多いかがわかる。 不発弾もバイクで運ぶ? 実際、ベトナムを訪れる人々は、イナゴの大群のようなバイクの多さと圧倒的な人々の熱気に面らう。 1台のホンダ(125cc)に家族全員4人がまたがっているなんていうのは、当たり前。長さ5メートルもある建材を運んでいたり、2メートル四方はある大型の建築用ガラスをおそろしい空気抵抗を受けながら運んでいたりする姿などは、この国の風物詩となっている。 以前、ある外国企業が建設を担当する工事現場で、ベトナム戦争当時の不発弾が見つかった。外国人の現場担当者は、ワーカーに絶対に近寄るなと厳しく指示。同時に、公安に処理を依頼し、緊迫した状況で待つこと数十分。公安と思しき数名がバイクで現場に駆けつける

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    yyamano 2013/12/18
  • 婚外子差別も夫婦同姓も「日本の伝統」ではない 歴史を知らない「保守」の劣化 | JBpress (ジェイビープレス)

    11月20日の衆議院法務委員会で、結婚していない両親から生まれた婚外子の遺産相続を嫡出子と同等にする民法の改正案が可決された。 これは9月に最高裁が、婚外子の遺産相続を嫡出子の半分と定めた民法の規定を違憲と判断したことを受けたものだが、野党が提出した戸籍法の「婚外子」の記載をなくす法案は、公明党は賛成したが自民党の反対多数で否決された。 この背景には、自民党内の保守を自称する政治家の抵抗がある。高市早苗政務調査会長は最高裁判決について「ものすごく悔しい」とコメントし、夫婦別姓にも反対して「日の伝統を守ろう」と言う。彼女の守ろうとする伝統とは何だろうか。 婚外子の差別は「家」制度の遺物 戸籍という制度は古代中国からあり、一時は東アジア全体に広がったが、今は日以外は形骸化している(韓国は2008年に廃止した)。現在の戸籍制度はこうした東アジアの伝統とは違い、明治時代の民法で制度化されたもの

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    yyamano 2013/11/21
  • 米国のスパイ大作戦の波紋が深刻な欧州危機に発展 現代に復活する魔女狩り~北欧・福祉社会の光と影(33) | JBpress (ジェイビープレス)

    米国国家安全保障局(NSA)元職員のエドワード・スノーデン氏が6月に米国の諜報機関が実行している監視・盗聴プログラムを明らかにした時のこと。 当初は米国を「警察国家」と書き、スノーデン氏を「勇気ある告発者」と英雄視した欧州メディアは、数日後に突如として彼を「国家機密を白日の下にさらした犯罪者」として論調を一転させた。 これについては以前にも書いた(2013年6月25日付「米国の『スパイ大作戦』が欧州に与えた衝撃」)。 10月に入ってからのこの数週間にスノーデン氏が暴露した内容は、米国は各国に設置された米国大使館をNSAの前哨基地としており、そこで各国家首脳らのメールを読み、通話を盗聴して日常の動向とコミュニケーションを監視しているということだ。 さらにインターネット大手のヤフーとグーグルから全世界のほぼすべての通信を窃盗し格納していることも暴露された。彼がメディアに公表したドキュメントは数

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    yyamano 2013/11/13
  • ドイツで明るみに出た小説よりも奇なる事件 ピカソ、ルノアール、クールベ・・・失われたはずの名作が続々と見つかる | JBpress (ジェイビープレス)

    小説より奇なり”の事件が、ドイツで話題になっている。ミュンヘンの高級マンションの一室から、1400点あまりの絵画が発見された。 それがなんと、ピカソ、ルノアール、クールベ、マティス、トゥールーズ=ロートレック、マルク、マッケ、ノルデ、ココシュカ、キルヒナー、さらに、ディックス、シャガールと、目を疑いたくなるような品ぞろい。 さらにデューラー(1471‐1528)、カナレット(1697‐1768)といった古典も見つかっている。推定価値は10億ユーロ(約1330億円)。 不思議なのは、それらが、鎧戸を下ろしたままのマンションの部屋で、大量のゴミと、何十年も前に期限切れになっているような缶詰に囲まれて、人知れず保管されていたということ。 これらの絵の所有者はコーネリウス・グルリット氏といって、現在80歳。絵と共にひっそりと暮らしていたという。 ナチ政権時代に失われた絵画の一群が忽然と現れた さ

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    yyamano 2013/11/13