劇団イヌカレー異空間にもそろそろ慣れてきて、レイアウトや動作込みで単調に成ったとは思うけれども、アクションシーンはそれなり面白いけど、会話シーンはあいかわらず気持ち悪いな。 なぜ気持ち悪いのか? それを脚本の観点から言ってみよう。 素人小説家が陥りやすいミスに、「作者以上に賢いキャラクターがいない」という問題だという事は有名だ。 だが、逆に、玄人小説家が陥りやすいミスに、「登場人物以上に賢い作者と同程度の語彙の言葉を登場人物にしゃべらせてしまう」ということ。まどかマギカはそこが気持ち悪いんですよねー。 いや、中2だと賢い子もいるから、賢い言葉を言うのは良いんだけども。普段は「わたしって、ほんとバカ」程度のさやかがバス停のシーンで、いきなり増田の長文エントリみたいにだらだらと理路整然的な構成でまどかを追いこむセリフを吐くのが、すごく登場人物の人生観とか性格や知的レベルを作者が侵食してる感じで