鳩山由紀夫元首相が、訪問先の中国で「尖閣諸島を『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」「1972年の日中国交正常化交渉の中で尖閣問題を棚上げする合意があった」などと繰り返し発言し、北京の人民大会堂で李克強首相と面会するなど中国政府から異例の厚遇を受けました。
山口公明党代表が習近平総書記に「安倍親書」を手渡したことで、"尖閣騒動"は小休止かと思いきや、次なる大波が3月後半にやって来るという。中国のホンネを、中国共産党幹部に聞いた。 公明党は誰の味方なのか —1月25日に公明党の山口那津男代表が、北京の人民大会堂で習近平総書記と会談し、安倍晋三首相の親書を手渡しました。 これは習総書記にとって、日本と"休戦"するというメッセージでしょうか? 「休戦などというのは誤解だ。中国共産党と公明党との半世紀にわたる揺るぎない友好の歴史を鑑みて、面会に応じたまでだ。実際、習総書記が最終的に面会を決めたのは、当日の朝だった。つまり、面会の2時間前だ。 われわれにとって公明党というのは、パキスタンのような存在だ。わが国とパキスタンは、62年の友好の歴史があり、それは『互いに絶対にノーと言わない関係』と呼んでいる。そのような関係を続けているのは、パキスタンとだけだ
レーダー照射の起きた海域は、NHKでは尖閣諸島北方100km以上、朝日では180kmと報道されています。(図の黄色のダイヤ部分) 尖閣諸島から北方へ180kmというと、日本が主張する日中中間線ぎりぎりであり、中国が主張する日中中間線から深く中国側に入り込んだEEZになります。公海上ではありますので軍艦の航行が制限されるわけではありませんが、東シナ海の日中中間線を巡って日中間が係争している海域に軍艦が頻繁に進入するのは緊張を高める行為であると言えるでしょう。 しかも、この付近には中国の東シナ海ガス田施設があります*1。 この中国側ガス田施設付近かつ日本主張のEEZ境界付近については、日本は軍用機・軍艦でひっきりなしに接近を繰り返し、中国側に対して挑発を行っています。 そもそもこの海域に日本が海自艦艇を出す必然性が理解できません。尖閣諸島の防衛というには180kmも離れている上、沖縄よりも中国
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尖閣諸島は琉球王国から中国大陸への航路上にあり、その存在は古くから琉球王国で知られていた。また、沖縄の人々、特に海人(ウミンチュ)と称される沖縄の漁民は、この島々を沖縄の言葉で、「ユクンクバジマ」あるいは「イーグンクバジマ」と呼んできた[4]。「ユクン」は魚の群れているところ、「イーグン」は魚を突く銛(もり)のことであり、「クバ」は、この島々に繁茂している樹木を指している[4]。沖縄では、ほとんどすべての人たちが、この島々は、沖縄と一体のものと考えており、自らの生死に直接かかわる「生活圏」と考えている[5]。もとより、生活圏といった場合、単に経済的意味だけではなく、歴史的文化的意味を含むのは当然である[5]。1819年には、公務中の琉球王族が魚釣島に上陸して飲水を調査している[6]。 これらの島々が「中国固有の領土である」と最初に主張した日本の学者はマルクス主義歴史家の井上清であり、それは
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