ある日ふと、©(まるしー)って行末禁則だよな、と思いつきまして、これをきっかけに改めて行頭行末の禁則処理キャラクタについて考えてみました。 下の画像は、InDesignの禁則処理セット。デフォルトの「弱い禁則」と、僕が作成してみた禁則セット*1です。 ●水色地は全角スペースです。行頭禁則・ぶら下がり(吸収させるため)としています。 ●くの字点は2キャラクタで1字なので分離禁止にしたいところ。それぞれ行頭禁則・行末禁則に入れました。もっとも、使う機会はほとんどなさそうですが。 ●「〝 〟(ノノカギ、ちょんちょん)」は必ず入れます*2。このキャラクタも文字パレットから普通に入力できます。 ●ぶら下がり文字からは、「,(カンマ)」「.(ピリオド)」を外してみました。 よくよく考えると、昨今の組版では「,.」をぶら下げることはほぼないのです*3。 むしろ縦組みの本で、 みたいな表記を使う場合*4、